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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
二日目 バトルロワイアル! 後編
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「誰とバトルしてたんだよ?モチヅキとか? 」

「いやヒナタさんと」

「へ〜。ヒナタ先輩とバトルしたんだ!どうだった!? 」

「ボッコボコにされてた……」

ユウが質問すると、トウイの代わりにモチヅキが答えた。

「還付なきままにやられたよ。いや〜。さすが部長なだけあるな〜」

「まあヒナタ先輩は努力家だからね〜。いつもガンプラバトルよりも修行の方をしていたからね」

「なんじゃそりゃ。修行っていったいなにやってんだよ? 」

「え〜と。空手柔道合気道と………あとなんだっけミサキちゃん? 」

「次元覇王流拳法……」

次元覇王流拳法?なんだそれ?初めて聞いたぞ。てか結構やってんなおい。

「次元覇王流拳法ってなんだ? 」

「次元覇王流拳法は、僕たちの先輩が使ってた拳法らしいんだよね。それ以上は知らない」

「そうか」

「まあそんなことよりも休憩終わり!そろそろバトルしよっかヒロヤ! 」

ユウが立ち上がってそう言ってきた。まあ充分休めたし、そろそろやるか。俺も立ち上がり、バトルシステムに着く。

「ミサキちゃんたちはどうするの? 」

「じゃあ見てる……」

「あっ!ちょっと待って」

すると、トウイがスマホを取り出して誰かに電話をしだした。

「………うん。それだけだから、別に気にしなくていいよ〜。じゃ」

電話を切り、スマホをポケットに入れるとトウイがニヤニヤしていた。なんだ?死にたいのか?

「いや死にたくないよ!まだ生きる! 」

「じゃあなんだその顔は?俺に向けてやっているんなら殺すぞ? 」

「ふっ………残念ながらそれじゃ半分正解としか言えないね」

「半分? 」

すると、トウイが親指で自分の後ろを指す。がそこには誰もいない…はずだった。
なんとシノがものすごいスピードでこちらに向かってきていた。

「え!?シノ!? 」

トウイがその場を離れると、シノと入れ替わるように目の前に現れた。

「ハァ…ハァ…」

「よ、ようシノ。どうした?そんなに急いで…? 」

突然のことで困惑しているが、とりあえずそんなことを聞いてみた。 が、そんなことは聞いてないようで周りを見渡して、それでなんか安堵したように息をはいた。

「いえ…特になんでもないわ…」

「あっそう。んな訳ねーだろ!おいトウイ!お前電話でなんて言った!? 」

「ん?いや別に〜。特に変なことは言ってないよ〜」

「お前その顔で説得力皆無なんだよ!本当はなんて言ったんだ!? 」

「ヒロヤ!別に知らなくていいわよ!特になんでもないから! 」

っとシノもなぜか止めてきた。いや何言われたんだよ?とてつもなく気になるんだが。


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