二日目 バトルロワイアル! 後編
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ーーー−−
「ラルさん」
「ん?なんだねシンジ君? 」
「あれが写されているDVDって、まだ別のやつはありますか? 」
「ふむ。一応そう言うと思って持ってきた。部屋にあるから後で取りに来てくれたまえ」
「ありがとうございますラルさん」
「いや構わんよ。にしてもさすがだな。見よう見真似とはいえ、本物に負けず劣らず使いこなしているな」
「まだまだですよ。本物はもっとすごいですから」
「ハハッ。まあ精進したまえよ」
そう言って、ラルさんとヒナタさんが別れてどっかに行った。
「……アレってなんのこと何だろう? 」
廊下を歩いていたら、ヒナタさんとラルさんがなにやら話していたからつい隠れて聞いてみたけど。
「見よう見真似。何かの戦いかたが写されているDVDかな?他の人の戦いかたを見るということは、何か決まった型がある人物の戦いかたなのかな? 」
「どうしたのトウイ君……?こんなところで………」
「わあっ!?ってミサキか」
考えていると、いつの間にか後ろにミサキが立っていた。
「それで、こんなところでどうしたの……? 」
う〜ん。言うべきか否か。とりあえず宝刀・質問返しをしよう。
「ちょうどよかった。一つ聞いていいかな? 」
「ん……?なに……? 」
「ヒナタさんって、どんな戦いをするのかな?射撃戦とか格闘戦とか」
「………秘密………知りたかったら、実際に戦った方が早いと思う………? 」
「やっぱ教えてもらえないか〜。まあ確かにそっちの方が早いかな…」
一人納得し、ヒナタさんの後を追おうとする。
「?どこ行くの……? 」
「ヒナタさんとバトルをしてくる」
「………本当にバトルしに行くんだ……」
まあそっちの方が実際に早いしね。言われた通りバトルしてきますよ。そうしてヒナタさんが進んだ道を急ぐと、すぐに見つかった。
「ヒナタさんー! 」
「ん?なんだハルカゼか。それとモチヅキも。何の用だ? 」
「僕とバトルしませんか?聖鳳学園ガンプラバトル部の部長の実力も見たいですし」
「そうか………だが悪いな。俺は今忙しいんだ。また今度にしてくれ」
「大丈夫ですって。一回だけでいいので、どうかお願いしますよ」
「しつこいな………俺は忙しいと言っている」
断られ祭りだな〜これ。仕方ない。挑発してみますか。
「逃げないでくださいよヒナタさん。たった一回だけなんで、あなたが強ければすぐに終わりますよ。もしくは僕の方が強ければ………ね…」
「安い挑発だな。だがいいだろう、乗ってやる。バトルをしてやろう。先にバトルシステムで待ってろ。すぐに終わらせてやる」
作戦は見事成功し、ヒ
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