二日目 バトルロワイアル! 中編
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V2バレットスナイパーに塗装を塗り、あとは乾くのを待つだけになった。その時ちょうどヒロヤが帰ってきた。
「ほいアイスココア」
「ありがとう」
飲み物を受け取り、プルタブを開けてココアを口にする。そのついでにヒロヤを見る。
「?なんだよ? 」
「い、いえ。なんでもないわ」
「そ、そうか」
そう言うと、お互いが無言になり静かな空間になってしまった。
「と、とりあえず時間も遅いしそろそろ寝るか? 」
「そ、そうね。時間も遅いし、明日も早いからね」
時計を見ると、いつの間にか時間は十時半を過ぎていた。ヒロヤのいう通り時間は遅いし、夜更かしは天敵だし早く寝るとしよう。
そう思いすぐにベットに入り、ヒロヤも電気を消して当たり前だけど違うベットに入った。
「んじゃおやすみ」
「ええ…。おやすみ…」
そう言って眠ろうとするも、なかなか寝つけないでいる。
な、なんでベッドが隣同士なのよ…。
背中をヒロヤのいるベットに向けてうねる。そのせいか、さらに意識してしまって眠くなるどころか逆に目が醒めてくる。
…………寝れない…。いったいどれくらい時間がたったのかしら…?
起き上がり時計の針を見ると、時間が二時になっていた。けっこう時間がたっているのね。
ヒロヤの方を見ると、あっちも背中をこちらに向けていた。
「…ふぅ。私だけ変に意識してもね…。もう寝よう…」
再度ベットに入り眠りにつこうとすると、さっきとは違いすぐに眠れた。
ーーー−−
「……にしても気持ち良さそうに寝てるわね」
ため息をはきながら、ヒロヤが寝ているベットに腰をかける。とりあえずお昼まではこうして寝かせておこうかな。
「ふわぁ…。私も眠いわね。けど起こさないといけないし…」
そう言うも動く気力が湧かず、このまま起きて待ってようと思った。
しばらくそうしてボーッとしていると、自然と瞼が閉じていってベットに倒れてしまった。
ーーー−−
「ん………今時間はどんぐら……」
目を覚ますと、なぜか目の前にシノがいて寝ていた。意識がはっきりしてないのか、今の現状を理解するのに時間がかかり固まってしまった。
「…………!!!!? 」
勢いよく起き上がってシノを見る。な、なんで!?なんでシノがここで寝ているんだ!?えっ!?いや本当になんで!?
「う〜ん…」
困惑していると、シノが寝返りをうつ。するとベッドから落ちそうになったのを急いで支える。
「っとあぶね……!? 」
シノを元の位置に戻し、ふいに寝顔を見ると可愛らしく寝息をたてて寝ていたのに心臓が高鳴った。
「……
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