二日目 バトルロワイアル! 中編
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
「ん?ああ起きてからな。俺一度昼寝してくるから」
「わかった!じゃあ僕はここでバトルして待ってるからね! 」
と、早速誰かとバトルを始めたユウ。さて、今度こそ戻ろう。
「て、どうしたシノ? 」
シノのほうを見ると、なんかふてくされているように見えるんだけどね。
「別になんでもないわ」
「いやでも……」
「なん・でも・ない! 」
「あっ…そうですか…」
あれ?この流れ前にもあったような…テジャブ?
そう思っていると、トウイとモチヅキが話をしていた。
「それじゃあまたねミサキ」
「うん。またねトウイ君……」
……あれ会話なのだろうか?一言しか発してないし。
「まあいいや。行くぞ二人とも」
トウイを呼び戻し、部屋に戻る。
ーーー――
「ふぅ〜。にしても疲れた」
部屋に戻り、ケルサスガンダムを机に置いてからベットで横になる。
「じゃあシノ。俺寝るからな」
「わかったわ。おやすみ」
「ああ、おやすみ…」
そうして瞼を閉じると、すぐに眠気が襲ってきた。まあちゃんと寝てなかったからかもな…。
ーーー−−
「………寝たわね…」
おやすみと言ってからすぐに寝たしね…。よほど眠かったのかしら?
「まあそういう私も眠いのだけども。昨夜はあまり眠れなかったし」
そう呟き、昨夜の事を思い出す。
ーーー−−昨夜
「あっ、ヒロヤ。トウイの具合はどうだった? 」
「え〜と。ひとまず目を覚ました。飯も一応買ってきたから渡してきたよ」
「けど、手に持っているそれはなに? 」
ヒロヤの手には、明太子と梅干しのおにぎりが握られていた。
「食えないから俺が食べろって返されてきたんだよ。たくっ。好き嫌いしやがって」
「アハハ。あっ。ところでケルサスガンダムは直しといたからね」
机に置いといたケルサスガンダムを指差しながら言う。
「おーサンキュー!助かるよシノ」
「どういたしまして。私のはもう少しで終わりそうだから」
「けど悪いな。疲れただろ?何か飲み物でも買ってくるか? 」
「じゃあお言葉に甘えて、アイスココアをお願いね」
「わかった。じゃあ買ってくるな」
そう言って、ヒロヤはもう一度部屋から出ていった。
「…平常心平常心。落ち着け私…」
実は医務室から戻ってきてケルサスガンダムを修復している時に、ヒロヤと同じ部屋で寝るということを思い出してしまい、変に意識してしまった。
「…ヒロヤは気にしてないのかしら?いたって普通にしていたし…」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ