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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
二日目 バトルロワイアル! 中編
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「ん?ああ起きてからな。俺一度昼寝してくるから」

「わかった!じゃあ僕はここでバトルして待ってるからね! 」

と、早速誰かとバトルを始めたユウ。さて、今度こそ戻ろう。

「て、どうしたシノ? 」

シノのほうを見ると、なんかふてくされているように見えるんだけどね。

「別になんでもないわ」

「いやでも……」

「なん・でも・ない! 」

「あっ…そうですか…」

あれ?この流れ前にもあったような…テジャブ?
そう思っていると、トウイとモチヅキが話をしていた。

「それじゃあまたねミサキ」

「うん。またねトウイ君……」

……あれ会話なのだろうか?一言しか発してないし。

「まあいいや。行くぞ二人とも」

トウイを呼び戻し、部屋に戻る。





ーーー――





「ふぅ〜。にしても疲れた」

部屋に戻り、ケルサスガンダムを机に置いてからベットで横になる。

「じゃあシノ。俺寝るからな」

「わかったわ。おやすみ」

「ああ、おやすみ…」

そうして瞼を閉じると、すぐに眠気が襲ってきた。まあちゃんと寝てなかったからかもな…。





ーーー−−





「………寝たわね…」

おやすみと言ってからすぐに寝たしね…。よほど眠かったのかしら?

「まあそういう私も眠いのだけども。昨夜はあまり眠れなかったし」

そう呟き、昨夜の事を思い出す。





ーーー−−昨夜





「あっ、ヒロヤ。トウイの具合はどうだった? 」

「え〜と。ひとまず目を覚ました。飯も一応買ってきたから渡してきたよ」

「けど、手に持っているそれはなに? 」

ヒロヤの手には、明太子と梅干しのおにぎりが握られていた。

「食えないから俺が食べろって返されてきたんだよ。たくっ。好き嫌いしやがって」

「アハハ。あっ。ところでケルサスガンダムは直しといたからね」

机に置いといたケルサスガンダムを指差しながら言う。

「おーサンキュー!助かるよシノ」

「どういたしまして。私のはもう少しで終わりそうだから」

「けど悪いな。疲れただろ?何か飲み物でも買ってくるか? 」

「じゃあお言葉に甘えて、アイスココアをお願いね」

「わかった。じゃあ買ってくるな」

そう言って、ヒロヤはもう一度部屋から出ていった。

「…平常心平常心。落ち着け私…」

実は医務室から戻ってきてケルサスガンダムを修復している時に、ヒロヤと同じ部屋で寝るということを思い出してしまい、変に意識してしまった。

「…ヒロヤは気にしてないのかしら?いたって普通にしていたし…」


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