二日目 バトルロワイアル! 前編
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か僕が君と似たような境地に立たされるとは思いもしなかったよ。
そう思いながら奥を見つめていると、ミサキさんからの視線を感じた。言わなきゃいけない流れだねこれ。
「ミ、ミサキ? 」
「聞こえない……」
「はぁ……ミサキ」
「うん……なに……? 」
満足そうに聞き返してきた。いや別に何もないんだけどなあ〜。
「あれ?ミサキちゃんそこでどうしたのー? 」
すると、遠くからミヤモトさんが駆け寄ってきた。
「あれトウイも?ケガとか大丈夫なの? 」
「おかげさまで大丈夫だよ」
「そっか!ところでヒロヤたちとは一緒じゃないの? 」
「ヒロヤ君たちなら」
遠くを見ると、噂をすればなんとやらと。
ーーー−−
バトルシステムがある場所に着き、トウイを探すとミヤモトとモチヅキと一緒にいた。
「なんでミヤモトとモチヅキが一緒にいるんだ? 」
「ミサキさ……じゃなくてミサキは僕のガンプラを届けに来てくれて、ミヤモトさんは今さっき来たんだよ。にしても遅かったね」
「お前が食うのが早いだけだバーロー」
てか今なんか不自然な事があったような気がするが、気のせいか?
「ところでヒロヤ君。ケルサスガンダムは持ってきてるよね? 」
「ん?ああ持ってきてるぞ」
「じゃあちょっと貸して」
ケルサスガンダムを取り出して言うと、トウイがケルサスガンダムを取ってなにかをしだした。
「ところでミヤモトさんたちは何しにここに?やっぱりバトル? 」
「そりゃあね!まあ対戦相手を募集しようとしてたところ、ミサキちゃんとトウイを発見したんだけどね! 」
「そうなのね。……ねえヒロヤ」
「なんだ? 」
「トウイってモチヅキさんと仲良さそうよね? 」
「ん?まあガンプラ直してもらったんだし、仲良くなるだろ? 」
「けど、モチヅキさんのことを下の名前で。オマケに呼び捨てで呼んでたわよ? 」
シノにそう言われ、さっきの不自然さがわかった。確かに『ミサキ』って呼び捨てで呼んでいたな。これは珍しいな。トウイが誰かを呼び捨てで呼ぶなんて。今まで聞いたこと無かったしな。
そう思っていると、トウイがケルサスガンダムを渡してきた。
「はい。これでバトルをして」
ケルサスガンダムにはグラディウスとルミノックスとビームサーベルが外されていて、代わりにトウイのブレイドファングが装備されていた。それとバックパックはダブルオークアンタになっている。
「なんだこれ? 」
「クアンタのGNシールドからビームガンを廃止されていて、射撃はできないようにしてあるわね」
「そう。これでバトルしてね。ブレイドファ
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