心を閉ざす少年
零との絆の刻
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{・・・煩いですねぇ}
『ご主人様、今日は機嫌がよろしくないようですね。』
「当然ですよ・・・パーティに無理矢理付き合わされたんですかr ((あんたが噂の男子ね? ?」
彼方は零と会話をしていたので、周りの声が良く聞こえていなかった。
「あたしは凰鈴音(ファン・リンイン)よ。一夏に宣戦布告しに来て、コーチのあんたにも声をかけようと思ったわけ・・・って、あんたも弱そうね〜((クスッ」
「・・・少なくとも、あなたよりは弱くありませんよ。あなたは、ISを展開していない僕にさえ勝てません・・・僕の相手になれるのは、織斑先生と、師匠、篠ノ之博士、成長した一夏君くらいです。」
{俺って、素質があるのか?}
IS適性が測定不可の強物に相手になると言われ、頑張ろうと思った、一夏であったが・・・ (一夏は、世界を平等にしようとする彼方に憧れを持っていた)
状況は悪いままだった・・・
「ふん、あんた、何言ってんの?男が女に勝てるわけがないでしょうが」
「・・・だったら、かかって来たらどうですか?まあ、どうせISを展開してもあなたは僕に傷一つ入れられませんが・・・ ((ニヤニヤ」
「・・・だったら、だったらやってやろうじゃない!!!」
鈴音がIS展開し、彼方に拳で襲い掛かる・・・しかし、
「甘いです。そんな、単純な動きで僕には挑めません・・・」
IS展開済みの拳は、人間ではかなり痛い所じゃ済まないはずだった・・・が、彼方はその拳を受け止めた。
それだけでは終わらず、鈴音のIS甲龍は武装解除させられた。
「なんだ・・・やっぱり、この程度ですか・・・」
期待はずれといわんばかりに溜め息をつく彼方。
「・・・!!あんた、どうやって・・・」
鈴音の首前に手を伸ばしたまま、
「強制終了・・・雷神は、触れたものにハッキングが出来ましてね・・・コア自体にハッキングを仕掛けて強制終了させました・・・が、このくらい、精神力、ISとの絆があれば簡単に防げるものです。IS武装解除したあなたは敵ではありません・・・ISを展開しても、僕には変わり様の無いクズに等しいですが・・・ ((クスッ」
と彼方は言った・・・嘲笑うかの様に・・・
「!!!」
その後、先生が来たので、再び暴れだした鈴音はすぐに大人しくなって、授業が始まった。
〜昼休み 屋上〜
『流石でしたよ、ご主人様!!』
零が目をキラキラさせながら言った。
「いいえ、あなたが居るから出来ることなんですよ?」
『わ、私が・・・?えへへ///嬉しいです・・・ご主人様///ISを前にして、ちっとも怯えなかったご主人様、格好よかったです///』
照れた様に零が頬を赤く染めた。しかし、実際AIである零が瞬時にハッキングをしてくれるから出来た事。
『・・・私は、ご主人様に一生付いてい
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