番外編:パラレルワールドに行きます 〜その二〜
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が突如として地面へと急降下―――いや、落下していく。そして、凄まじい衝撃音と共に地面に叩きつけられる。そして、なおも地面にのめり込む様に押しつぶされていく。その事に“イリナ”以外の人物が驚くが誰一人として声を発することをしない。
いや、出来ないのだ。ヴァーリを地に伏せさせた男の発する殺気によって。男の放つ殺気は、相手の恐怖を呼び起こし、背筋を冷たくする類のものではない。絶対的な王者が放つ殺気は彼等の本能に王者の前では話してはいけないと、身じろぎ一つしてはいけないと教えているのだ。その王者は炎を灯した赤いマントをはおり、手にはグローブをはめている。その王者の名前は―――
「冗談だろうが、なんだろうが……俺のファミリーに手を出すと言った奴は―――カッ消す!」
平行世界の“兵藤一誠”またの名を―――最恐の赤龍帝。
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