第百十七話 学校名
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いことを口にしたギルモンにワームモンがツッコミを入れる。
ゲンナイ「上を見てみなさい」
子供達が空を見上げると、先程と変わらず輝き続けていたはずの金色の真円は、今は何故かほんの僅かに端が欠けていた。
すずか「日蝕?」
不自然に欠けた太陽を見つめていた子供達は、どうしてか分からないが一抹の不安を覚えた。
ゲンナイ「あの影になっている部分、あれが君達の世界に繋がるゲートなんじゃよ」
大輔「つまりそろそろ帰らないといけないのか」
アリサ「そうなの…」
アリサが落ち込んだように俯いた。
もう少しこの世界にいようと思ったのだが、そうなら仕方ない。
チビモン[ねえねえ、現実世界に帰ろうよ]
ギルモン[そうだなあ、久々にはやての家に行きてえぞ]
すずか「帰ろうルナモン」
ルナモン[うん]
ゲンナイ「いかーん!!現実世界でデジモンが暮らすことは前代未聞の出来事で短期間ならまだしも、長期間は…」
言い切る前にブイモンがゲンナイの目の前に。
ブイモン[うらあああああ!!寝てろ爺!!!!]
ボグウウ!!
ゲンナイ「へぶぅ!!?」
ブイモンの全力の左ストレートを喰らったゲンナイは湖に沈んだ。
ブイモン[皆、今のうちに乗り込め!!]
フレイモン[よっしゃあ!!]
湖に沈んだゲンナイを華麗にスルーして全員がミッドチルダ行き、海鳴市行きの路面電車に乗り込んだ。
ワームモン[すずか!!]
すずか「うん!!発進準備完了!!」
賢「よし!!ゲンナイさんが復活しないうちに!!」
全員【出発!!】
因みに海鳴市行き。
賢、はやて、なのは、ユーノ、遼、すずか、アリサ。
ミッドチルダ行き。
大輔、フェイト、アリシア、エリオ、キャロ、ルーテシア、ルカ、スバル、ティアナ、ギンガ、一輝。
……今まで、数え切れないくらい沢山の試練があった。
同じくらいの絶望があった。
どんなところにも闇は必ず存在する。
それは事実だ。
だが、1番大切なことは自分の中の光を見失わないこと。
そして、独りぼっちの誰かを助けてあげられる勇気を持つことである。
例え悲しみの闇だって、理解してくれる人がいる限り幸せになれるのだから。
全員【また会う日まで!!】
再会を誓い、それぞれが別々の世界に。
こうしてOLDデジタルワールドの冒険は終わったのだった。
おまけ
ルーテシア「そういえばキャロとエアって地味だよね」
キャロ「え!!?」
まさかの地味発言に驚愕するキャロ。
ルーテシア「だって
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