第百十七話 学校名
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
とされちゃあ堪らないからね」
ゲンナイ「わしは人望ないのう…よし、では学校名は出磁樽(デジタル)学園で…」
全員【却下。名前が安直、そしてダサい】
速攻で却下されたゲンナイの学校名。
大輔「何だよ出磁樽って?センス最悪だろ」
なのは「私だったらそんな学校行きたくない」
全員【うんうん】
ゲンナイ「ぬうう…」
ブイモン[もう少しマシな名前は考えつかないのか?]
チビモン[ネーミングセンスゼロ]
デジモン達も酷評である。
大輔「いっそ聖竜学園でいいだろ。こだわらないなら…」
チラリとブイモンを見遣りながら呟く大輔。
ブイモン[聖竜学園?]
フェイト「あ、それでいいかもね。私達は竜系が多いし」
はやて「出磁樽なんて暴走族ネーミングよりよっぽどええわ」
賢「ぶっちゃけ、学校名なんて簡単な物でいいと思うしね。聖竜学園で行こう。」
学校名は聖竜学園に決定したのだった。
争いの無くなった世界の時間は、ゆっくりと穏やかに流れてゆく。
子供達は、以前初めてデジタルワールドで夜を明かした場所にやって来ていた。
柔らかい芝生の上にパートナーと寄り添って座り込み、太陽が煌めく青空をぼんやりと眺めている。
今までは、こうやって自分達がのんびり気ままに過ごしているこの一瞬の間にも誰かがもがき苦しみ、涙を流し、誰にも知られることなく闇の中に消えていっていた。
けれど今は違う。
もう誰も苦しむ必要は無い。
敵も味方も一緒になって、幸せを掴めるのだ。
アリサ「懐かしいわよね。ここで私達、この世界に来て最初の夜を過ごしたのよね?」
ユーノ「そうだよ。ワームモンがスティングモンに進化して、シードラモンと戦ったんだ」
デジタルワールドの時間にすれば半年。
現実世界の時間であれば1週間も経っていないのに何故か懐かしく感じる。
手に残る芝生の感触も。
暖かな陽気も。
身体に触れる全てが冒険の日々を思い起こさせるものになる。
大輔「さてと…俺達も帰らないとな…」
アリサ「ん…そうね」
コロナモン[今日の飯は何かな?]
アグモンX[お母さんが作ったご飯が食べたいよ]
腹を擦りながらアグモンXが情けない声を出す。
ゲンナイ「選ばれし子供達よ」
全員【ん?】
全員が声がした湖の方を見遣ると何故かやたらでかいカメモンの背中に乗ったドラゴン○ールの某仙人を思わせるゲンナイがいた。
はやて「ああ!!」
ギルモン[亀○人のじいちゃんみてえだ]
ワームモン[他ジャンルネタ止めてね]
ヤバ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ