暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
ALO編 Running through to take her back in Alfheim
Chapter-13 仲間との絆
Story13-6 不思議な精霊
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
の前を見ると薄い水の膜があった。モンスターはその薄い水の膜にパンチを撃ち込んだらしい。

「なんだ……これ?」

「私の能力ですー。限界突破しても体が壊れないように水流で守るんです」

「と言うことは?」

「あなたは今、自分の意思で加速できます」

「へぇー……まるで俺のスキルみたいだ。

んじゃま、いきますか!!」

再び剣を構え直す。

「星の光よ……すべてを越えて降り注げ」

これはあの世界で放った連二刀流スキル最強技……

「スターライト・ライジングアクセレア!」

星の光が降り注ぐように放たれるこの75連撃は俺がソードユニゾンを使う前に使っていた技。

ミリーの加護もあってか通常の数十倍の速度で放たれる。


「せぁぁぁぁあっ!!」


弱点をぶち抜くとモンスターは四散。

俺は背中の鞘に剣をしまった。


「とりあえず、ここから出るか」

「あ、ちょっと待ってください」

「ん? どした?」

ミリーが開けられた宝箱の中から剣を2本取り出す。

「これは私が守護する人にしか扱えない剣アストラルコンダクター(星の支配者)デスティニークリエイター(運命を創るもの)です。

受け取ってください」


「あ、ああ。分かった」

俺は背中の剣のうち、スターライトクリエイターを外してデスティニークリエイターを装備すると、スターライトクリエイターとアストラルコンダクターをしまった。

ミリーが少女から小さな妖精の姿に変わると俺の肩に座る。

「へー、レイみたいな妖精サイズにもなれるんだ」

「はい。多分、これからはほとんど妖精サイズです。

じゃあ、これからよろしくお願いします」

「よろしくな、ミリー」

「よろしくお願いしますね、ミリシャさん」

「じゃあ、しゅっぱーつ!!」

不思議な精霊、ミリーを仲間に加えた俺たち。アルンに向けて祠から飛び立った。















Story13-6 END
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ