機動戦士ガンダムSEED編
第7話
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とりあえず誤魔化しとくか。
「いや、何でもない。それより敵が接近してるって艦内放送で聞いたからどこの部隊か確認しに来たんだが…」
「ああ、それならオレが移動中に教えるさ、もう敵さん近くまで来てるからな」
「そうか。それじゃよろしく頼む」
オレとムウはパイロットスーツに着替えるため、パイロット控え室に向かった。
こちらに向かってきている部隊はやはりクルーゼ隊だった。
移動中に作戦も説明されたが、オレやアークエンジェルが囮となり、その間にムウのメビウス・ゼロが敵艦を叩くという原作で行われた作戦と同じだった。キラが入っていないのは、まだこの戦闘に参加するかどうかがはっきりしていないからだ。
そうして控え室に到着し、パイロットスーツに着替えようとしたその時だった。キラが控え室に姿を現したのだ。
「…見つかったか、お前自身の戦う理由が」
「はい……悠凪さんに言われて、考えてみたんです。僕は友達を守りたい。戦争はしたくないけど、戦うことでみんなを守れるなら…」
どうやらちゃんと見つけられたみたいだな。まあ放っておいても確か自分で乗る決意を立ててたしあんまりオレが言う意味はなかっただろうが。
ムウは戦うのを嫌がっていたキラがやる気をだしているのを不思議に思ったのかこちらに話しかけてきた。
「(なあ、お前何かしたのか?俺が話したときは大分戦うのを嫌がってたんだが)」
「(別に、ちょっと自分の戦う理由ってやつを考えさせただけだよ)」
「あの、二人共何を話してるんですか?」
キラは小声で話しているオレ達が気になったのか話しかけてきた。
「いや、特に大したことじゃないさ。それじゃあフラガ大尉、キラに作戦の説明頼むぜ」
「えっ、あぁ。じゃあ作戦を説明するぞ」
ムウはオレに話した作戦をキラに説明し始めた。その後、パイロットスーツに着替え終わり、出撃するため格納庫に向かった。
格納庫にたどり着いたオレ達はそれぞれ自分の機体のところへ向かった。
オレはコックピットに乗り込み、ジンを起動させる。
これが初のザフトとの戦闘になるな。今回は確かヘリオポリスのガンダム4機、つまりあのアスランをはじめとした赤服連中か。このジンはかなり改造してあるとはいえ一体どこまでやれるだろうか。
あの4機の装甲にはPS装甲が使われているから実弾等の類は一切効かないと考えていい。攻撃を装甲に当て続ければバッテリーを消費して最終的には使えなくなるから無駄ということはないが…。まあ、いざとなれば精神コマンドの「直撃」があるしな。
敵のガンダム4機への対抗策を考えている内にムウのメビウス・ゼロがリニアカタパルトに運び込まれ、発進した。
それに続くためジンもリニアカタパルトに運ばれ、脚
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