1部分:第一章
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なられますか」
「一人でいることが」
耳成山がただ一つあること。そのことからだ。
「寂しく思えます。ですから」
「ですから?」
「といいますと」
「誰かと共にいられればいい」
ふとだ。頭の中でだ。
顔は思い浮かばないが涼しげな貴公子の姿が思い浮かぶ。だがその顔はどうしても思い浮かばずだ。すぐに打ち消してだった。
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