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ガールズ&パンツァー もう一人の転校生  【リメイク】
原作編
打ち合わせ
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「ありがとう。でも私は一年は戻らないと決めているから」

決意が固かったのか、キッパリと断った梨華。

「そうか。お前の指揮能力が下がっていないか、模擬戦を楽しみにしているぞ」

それに対して深雪は何か不安そうな顔をしていた。

「分かりました」

「お前達は下がれ、私と生徒会で話がある」

深雪に言われて全員が生徒会室から出ていった。
生徒会室から出てすぐ、先程まで出ていったはやがなんやらたくさんの書類をもって生徒会室に入っていった。





「角谷生徒会長、梨華達のことと、はや達のことをヨロシクお願いします」

「私からもよろしくお願いします」

私は一人では何も出来ない。
今まで梨華が入れたからついていけた。
梨華がいなくなれば私は使い物にならない。

「いいんですか?そちらの戦力ダウンではないの?」

「四軍だから問題ない。それに来年には成長して戻ってくるのだから」

私がこの1年で梨華を説得して白河女子高に連れて帰る。

「わかった。河嶋、転校許可を出しておけ。クラスは普通科2−Aだ」

「わかりました。手配しときます」

「それでは私たちはこれで」

深雪も話を終えて、生徒会室を出ていった。


------例えそれがこの前言ったことと違うことでも!





「今日の練習はここまでだ。後で車長は生徒会室に来るように。礼」

「「「「ありがとうございました」」」」

何時ものように河嶋先輩に呼ばれて集まった、私たち。
生徒会室に入ると、そこには見慣れた制服姿の女性がいた。

「みんなよく聞け。こちらは土曜日の模擬戦の対戦高校の国立白河女子高等学校の隊長の大狩梨華さんだ」

そう、そこには白河女子高の制服を着た梨華がいたのだ。

「どうも。今度の土曜日は楽しみにしています」

軽く一礼してくる梨華。
それに便乗して礼をする一同。

「私の事を知っている人は何も話さないで下さい。それでは失礼」

梨華が出ていくと、

「今度の相手は、フラッグ車の撃墜が勝利条件だ」

「それって公式戦ルールですよね」

公式戦と言いますか、全国大会のルールだね。

「相手の戦車数はいくつなんですか?」

「20両だそうだ」

「そんなの勝てるわけ無いじゃないですか」

みんなが声をあげるなか、みほは、

「大丈夫です。梨華の癖は知っていますから。私についてきてください」

みほは遠回りに宣言した。
次の模擬戦に勝つと。?
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