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インフィニット・ストラトス 乱れ撃つ者
貴公子の秘密
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たのか。 シャルルが女だと一夏にバレる日は


「あ、中!? ご、ゴホゴホ! ど、どうしたの?」


「あー、なんというか、暇だったからとしか……」


必死で風邪の演技をするシャルルであったが、残念なことに嘘だとまるわかりだ。


「一夏はどうした?」

「い、今はオルコットさんと食事に行ったよ。 ま、まだ帰らないと思う」

「そうか、なら待つ」


別にいじめているわけではない。
本人はバレないように必死なのだろうが、俺はもう知ったいるのだ。
なら、変に気を使わせるよりも楽にしてやった方がいいだろう


「なぁ、シャルル。 別に俺にまで隠さなくていいぞ?」


「な、なんのこと?」

「お前が女だってことだ」


「!?」


ガバッと効果音がつきそうな勢いで布団の中からこちらを見るシャルル。
その顔は何故という驚愕に満ちた顔だった


「……いつから気づいてたの?」


「そうだな……強いて言うなら最初から」


前世何て言っても無駄だろうしな


「……そっか、バレてたのか」


アハハと苦笑いを浮かべ布団からシャルルが出てくる。
ジャージ姿ではあったが、女性的な膨らみをちゃんと持ったいた。
つい、目がそちらに引き寄せられてしまうが、煩悩を頭を振って払い、視線をシャルルの目に戻す



「なんで、他の人には言わなかったの?」


「何か事情があったんだろ。 ま、デュノア社柄みってとこか?」


「正解。 どこまで知ってるの?」

「これでもうちはマイナーでもISの関連企業なんでね。 デュノア社が状況的にヤバイことは知っているよ」


本当は前世でも知っていたことだが、一応、これは加賀さんからも聞いている確かなものだ。
第二世代を主力としているデュノア社ではあるが、今や時代は第三世代。
デュノア社も開発は続けているようだが、なかなか上手くいかないそうだ。


「ま、その様子じゃ、一夏にもバレてんだろうけどな。 大丈夫だったか?」


「うん。 一夏、優しいからさ」


そうか。と俺は近くにあった椅子に腰を下ろす。
一応、一夏が来るのを待って三人で話をした方が良いだろう。


「でも、中ってすごいね」

「ん? どうした、突然」


黙っていたシャルルが口を開いたかと思えば、話題は今日の模擬戦のこと。


「どうやったら、あれだけのBT兵器をリスクなしで使えるんだい?」


「それは俺だから、ていうのが、一番いい答えだな」


何それ、と可笑しそうにクスクス笑うシャルル。
やっぱ、可愛いな。
一応、前世ではシャルロッ党出会った俺


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