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美しき異形達
第四十三話 街道での死闘その七
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からだった、三人で街の吉野家まで来た。そして実際に吉野家で三人で牛丼の特盛を食べてだった。
 そのうえでだ、薊は唸ってこう言った。
「いいねえ、やっぱり」
「薊ちゃん物凄く美味しそうに食べるわね」
 薊の右隣にいる裕香が言って来た。桜は左隣にいる。
「いつも思うけれど」
「ああ、あたしってそうなんだよ」
「食べる時はね」
「何でも美味そうに食べるってな」
 牛丼を食べ続けながらの言葉である。
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