第四十三話 街道での死闘その一
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撃に拳を浴びせ弾き返した、そうして言うのだった。
「いい攻撃だな」
「あっさり弾き返してくれたな」
「俺は犀だ」
犀の怪人だというのだ。
「犀のことは知ってるな」
「突進だよな」
「その皮は固い」
それも相当にだ。
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