第三十一章
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「じゃあやってやるさ」
「そうだな、あいつがこの戦いに飽きるまでな」
「何度でも戦ってやる」
「ではだ」
「ああ、明日な」
「今日はとりあえずどうしようか」
「休むことが大事ですね」
光実は仲間達に言った。
「明日に備えて」
「ああ、万全の状況でいかないとな」
「はい、負けますから」
だからだというのだ。
「今日はもう休みましょう」
「そうだな、打ち合わせも終わったしな」
「後はゆっくり休みましょう」
こう話してだった、実際に。
ライダー達はそれぞれの家に戻ってゆっくりと休むことにした、角居は呉島家に暫く居候することになったが。
初瀬にだ、城之内は問うた。
「それで初瀬ちゃん家は」
「俺の家に戻る」
「弟さんや妹さん達がいるんだよね」
「そこに戻る」
こう城之内に答えた。
「あいつ等も元気にしていればいいがな」
「うん、元気だよ」
城之内は初瀬にだ、彼の兄弟達のことを笑って話した。
「皆ね」
「そうか、ならいいがな」
「じゃあそっちに戻るんだね」
「そうする」
こうしてだった、初瀬は自分の家に戻ることにした。それは湊もだった。
「私も戻るわね、久し振りね」
「ああ、あんたもな」
「家あったんだよね」
「そうよ、ちゃんとね」
ザックとペコにも笑って答える。
「あるわよ」
「何処に住んでるか知らないにしても」
「あんたも帰る家があるんだ」
「俺達と一緒で」
「そうなんだね」
「そうよ、今日は帰って」
そしてだった。
「お料理を作って食べて寝るわ」
「俺もそうするか」
「俺もね」
ザックとペコの二人もお互いで話してだ、そのうえで。
それぞれの家に帰ることにした、そして鳳蓮もだった。
優雅なポージングをしつつだ、言うのだった。
「ワテクシも今日はゆっくりと寝るわ」
「自分の家でだな」
「そうよ、ワインを少し飲んでからね」
そのうえでというのだ。
「休むわ」
「そうするか」
「そう言う貴方もでしょ」
鳳蓮は自分に声をかけた駆紋に問うた。
「今日は休みのよね」
「明日に備えてな」
「じゃあゆっくり休むことね」
「そうする」
「貴方もお家があるから」
「久し振りに帰る」
自分の家にとだ、駆紋は鳳蓮に答えた。そしてだった。
そのままだ、葛葉に問うた。
「御前も戻るな」
「ああ、自分の家にな」
「お姉さんは御前が戻ってきていることを知っているのか」
「あっ、そういえばそうだった」
言われてだ、葛葉もはっとなった。
「姉ちゃんには何も言ってないな」
「今のうちに言っておけ」
「そうするか、今から」
葛葉はここで携帯を取り出そうとした、だが。
はっとなってだ、また言った。
「ああ、ずっと地球か
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