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ワンピースの世界に
5話
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おきたかよい」

「あんたは・・・マルコ」

「ああ、そうだよい」

「ここはどこだ?」

「白ひげ海賊団の船だよい、オヤジの命令でお前の怪我の治療をしてたんだよい」

「そうか、迷惑かけたな」

「気にするな、それより動けるならオヤジのところにいくよい」

「わかった」

マルコについて行くと、白ひげ海賊団の人間が宴会をしていた。

「グララララ・・・起きたか小僧、まあ飲め」

そう言って酒を注がれた盃を渡された、それを受け取ると一気に飲み干した。

「グララララ、いい飲みっぷりだ」

「さあ、もっと飲め」

「これも食ってみろよ」

カイトの前に大量の料理と酒が運ばれて来た、腹も減っていたので遠慮なく手を伸ばす。

飲み食いに夢中になっていると

「グララララ、酒はいけるみたいだな」

「ああ、師匠に付き合ってたら自然に飲めるようになってた」

「師匠?」

「ああ、シルバーズ・レイリーって言うんだ」

「レイリーだと」

一気に周りがざわつき始めた。

「やっぱり、知ってるんだな」

「ああ、アイツ等とは色々因縁もあったからな・・・そうか、あいつの弟子か」

そう言って盃の酒を飲み干した。

「カイト・・・お前俺の息子になる気はないか?」

「・・・・・・息子?」

「要するに仲間になれってことだよい」

「ここにいる奴らはみんなお前を認めてる。あとはおめえ次第だ」

「そうだな・・・面白そうな話だけど、断るよ」

「そうか」

「俺はもう乗る船を決めてるんだ」

「へぇ、誰の船だよい」

「モンキー・D・ルフィ俺の弟だ、まぁ義理のだけどな」

「弟?」

「ああ、ルフィとエースとサボの4人で兄弟の盃を交わしたんだ。俺の大事な絆だ」

「グラララララ・・・それなら仕方ねぇな、だが気が変わったらいつでもうちに来い」

「ああ、その時は頼むよ」

「グラララララ・・・本当におかしな奴だな」

「ハハハ・・・よく言われるよ」

その後宴会は続き居心地の良さに、怪我が治ってからも白ひげの船に滞在し1年程してからシャボンディに帰還した。


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