5話
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一瞬でカイトは白ひげの頭上に飛び上がり、技を放つ。
「龍槌閃」
(落下する力を利用した威力の高い斬撃で一気に斬り裂く、これなら多少は効くだろ)
キィン・・・カイトの刀と白ひげの薙刀がぶつかり合った・・・
(押し負ける・・・クソッ)
刀を回し衝撃をいなすと、地面に着地と同時に刀の腹で切り上げる
「龍翔閃」
すると白ひげの胸に一筋の傷が入った・・・が、カイトの腹部にも薙刀の柄がめり込み吹き飛ばされ地面に叩きつけられた。
「グラララララ・・・大した小僧だ。お前の勝ちだ」
よろけながらカイトが立ち上がった。
「納得いかねぇ」
「ん?」
「こっちはこんなにボロボロなのに、カスリ傷1つじゃ納得できない。続行だ!!!」
「勇ましい小僧だな(目が死んでねぇ・・・こいつは本気で俺に勝つ気だ・・・)」
カイトが刀を構える。
「ハァハァ・・・次が俺の最後の攻撃だ」
「グラララララ、かかってこい」
(クソッ・・・目がかすむ・・・不確かな奥義よりも、確実な大技を当てる方がいいな。体力が持つかな・・・)
「行くぞ、白ひげ・・・九頭龍閃」
一瞬九斬の斬撃を放つ
「チッ・・・(まだこんな技を隠してたのか)」
交差したあと、白ひげの全身から血が流れ片膝を付いた。
振り返ったカイトが見たのは、血まみれで拳を振り上げる白ひげの姿。
それを見てカイトは意識を失った。
白ひげ最後の拳はカイトに当たる前に止められていた。
「オヤジ大丈夫かよい」
「ああ、ちょっと切っただけだ・・・マルコこの小僧の手当をしてやれ」
「わかったよい」
「グラララララ・・・面白いガキだ、気を失う瞬間まで俺に勝とうとしてやがった」
「オヤジに傷を付けただけでも、大したもんだよい」
そう言ってマルコはカイトを船に運んで行った。
海軍本部にて・・・
「センゴク元帥、白ひげの船を見張っていた連絡船より報告です」
「どうした」
「新世界において白ひげが小競り合いをおこしたと」
「なんだと!?相手は誰だ」
「相手はシャボンディ諸島で賞金稼ぎをしていた、カイトと言う人物です」
「カイト・・・ガープから聞いたことのある名だな・・・で、どうなった」
「はい、カイトは敗けたようですが白ひげに手傷を負わせたとの事です」
「白ひげにか」
「はい」
「・・・そうか、報告ご苦労だった。下がっていいぞ」
「はっ」
(白ひげに手傷を負わせる程の使い手か・・・)
数日後・・・
「う〜ん・・・ここはどこだ?」
目が覚めると、知らない部屋だった。
「
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