5話
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・なら、ついてこい」
歩き出した白ひげの後ろをついて行く、途中でマルコに聞いてみた。
「なあ、なんでこんな事になったんだよ?」
「お前の話をしたら、面白いってなったんだよい」
「俺・・・まだ死にたくないんだけど・・・」
「ま、まぁ・・・頑張れよい」
嬉しくない激励をもらったところで声がかかった。
「この辺でいいだろ・・・お前らは下がってな」
マルコ達幹部が離れていく。
「グラララ・・・じゃあ、始めるか」
白ひげがそう言った瞬間動き出したのはカイトだった。
(白ひげ相手に様子見はないな・・・最初から全力で行く)
「剃」
白ひげの後ろに回り込んで覇気を纏った拳で攻撃しようとするが、次の瞬間には自分の顔の横に白ひげの腕から攻撃を放たれておりカイトは瞬時に腕でガードするが後ろに吹き飛ばされる。
「グララララ…なかなか良い動きをしやがる」
「今の速度にも簡単に反応するのか・・・嵐脚・凱鳥」
白ひげに向かって鳥状の斬撃が飛んでいくが白ひげが手に持つ薙刀が横に振り払われただけで防がれた。が、その隙を狙って死角に入り込み拳を放つ。
白ひげは両腕を上に上げると大気中の何かを掴むように指を曲げ、思い切り振り下ろした。
「ッ!?」
その瞬間島全体、さらに海までもが傾き揺れ始めた。
(まずいバランスが!?)
崩れた体勢を立て直そうとするカイトに白ひげは腕を横に振りかぶりそして振り下ろした。
(これが・・・地震の威力か・・・)
白ひげの放った拳の場所には大気にひび割れがはいり、その攻撃はカイトを貫通しその周りにも被害を与えた。
戦いを見ていた誰もがカイトの敗北を確信した、煙が晴れるとそこには体中がボロボロで口から血を流しながらも立っているカイトの姿が現れた。・・・そして最初に戻る。
「ハァハァ・・・化物かよ」
「グラララララ・・・小僧、もう終わりか?」
「まだだよ・・・6000万V雷龍」
龍の形をした雷が白ひげに襲いかかる。
「グララララ、能力者だったのか」
白ひげは拳に力を溜めるとカイトの放った雷龍を殴りつけた、すると地震の衝撃で雷龍は掻き消えていき、後方のカイトまで衝撃が飛んできた。
(マジかよ・・・ここまで差があるとは思わなかったな・・・もし生き残ってたらもっと修業しよ)
「まだやるか、小僧」
「あたりまえだ」
「グララララ・・・随分威勢の良い小僧だな」
カイトは腰に差してある刀を抜き構える。
「土龍閃」
刀で地面をえぐる様に衝撃を与え土砂とその衝撃波を白ひげに向かって放つ。
「フンッ・・・」
薙刀を振るうと、飛ばした土砂が弾け飛んだ。
その
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