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そこにある美
2部分:第二章
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は困った顔になる。相手は赤ら顔で一言喋る度に酒臭い息を吐き出す。目は充血し完全にできあがっている。
 その彼がだ。さらに言うのだ。
「お偉いケンタウロス様は人間風情の酒は飲めないのか」
「何でそんな話になるんだよ」
「そうだろ?あのイクシロンがヘラ様の姿の雲と交わってできたな」
「それを言うのか?」
「高貴な生まれだからな」 
 あからさまにだ。ケンタウロスという種族の出生のことを誹謗しだした。この出生のことはケンタウロス達にとってはタブーなのだ。

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