フリードの奴、エクソシストやめるってよ
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もこんな感じだしな。
「とりあえず、この状況をどうしたものか…」
「あの、お茶を…ひっ」
さっきの受付のお姉さんがお茶を持ってきてくれたんだけど、不味い状況だわ。
「あ、あの」
「いやあああ!」
走って逃げてしまった。ああこれもう何言っても無駄なやつや。とりあえず、もうここにはいられないな。
え、ええねんもともと抜けようと思ってたし。結果オーライだし(震え声)
「とりあえず、デュランダルとはお別れかな。2年間だったけどありがとな。次の持ち主のこと頼むな」
おれは、床にデュランダルを突き刺した。ああ、足音が聞こえてきやがった。
「とりあえず、金庫をぶっ壊してっと。お、結構あるじゃん。退職金代わりに貰って行こう」
結構ため込んでやがった。それにしても、二年前からあいつスタンバってたのか?誰も気づかないなんてことはないし最近か?まあ、気にしても仕方ないし行くとしましょうかね。
「あばよ、とっつぁん。チョコボ頼むぞ」
「クエッ!」
召喚獣はこういったとき便利だな。魔力はそこそこ食うけど移動だけなら2,3にちぶっ続けでも問題なしで使える。
とりあえず、どこに行こうかね。行き当たりばったりでも何とかなるだろ。いざ、新天地へ!
◆◇◆◇◆
フリードが教会を抜けはぐれエクソシストになったことはその日のうちに各地に広がっていった。
「あいつは、いったい何をしてるんだ…」
「あの子は、もう…」
フリードの行動に呆れるもの。
「聞いた?フリードちんほんとに教会抜けちゃったよ」
「本当にそうなるとは…」
「家事はどうするんだ?」
「「「あ」」」
別のことを心配しだすもの。
「何故だ?なぜはぐれなんかに…」
悲しむもの。
そして、闇の勢力が少しずつ動き始める。
「ナムタル・ウトクが消えたか」
「あの気持ち悪い奴だっけ?ぼくちんあいつ気持ち悪くて嫌いなんだよねぇ」
「では、ようやく光の戦士達が動き始めたということか」
「忌々しきは奴らの封印」
「その封印もあとわずか」
「前回は苦い思いをしたが」
「今度こそ奴らを根絶やしにし世界に破滅を」
彼らが再び出会うのはしばらく後になるだろう。最終幻想への歯車は回り始めたばかり。
Final Fantasy F
開幕!
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