素朴なギモン
[2]次話
「先生!天才の人って、自分が天才だってこと解っているんでしょうか」
廊下で1人の生徒に話しかけられた。
「"天才"の定義も人それぞれだしねぇ、そもそも先生に訊いたって…」
「先生なら、色々なことを知ってそうだし」
「実際に訊いてみなきゃ判んないんじゃない?天才の人に。」
生徒は何か言いたげな顔をして去っていった。
次は誰に訊くのでしょう
先生はね、あなたより凡人だと思いますよ。
あなたが標準的な12才なら、きっとあなたは天才。
世の中を知らないってことが、まだドラえもんを見てるってことが、それが天才。
でもきっとあなたも天才でなくなる
自分が天才だってことに気づいていないから。
[2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ