ヒナタ秘伝
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間ヒナタとサスケの位置が入れ替わる。輪廻写輪眼の能力、天手力だ。いくつかの制限はあるが自分と対象の位置を入れ換えることができる。ヒナタと入れ替わったサスケはジャグの腕を掴む。
「零距離千鳥流し!!」
千鳥流しをくらいのけぞるジャグ。
「嵐遁・励挫鎖苛素!!」
そこにダルイが誘導忍術で攻撃しサスケとジャグの間に隙間を作る。
「柔歩双獅拳!!」
その隙間に入り込んだヒナタが即座に攻撃しジャグを吹き飛ばす。飛ばされたジャグは地面に倒れ動きを止めた。
「これで任務完了だな……それでヒナタは何でここにいるんだ?」
任務のことをはなそうとしてヒナタは口を紡ぐ。ナルトを助けるための薬草探しは極秘事項、サスケでも話すことが出来ない
「悪いがそれは極秘事項だいくらお前でも話せない」
後から追いかけてきたサクラとシカマルも合流してきた。サスケはその面子を見て何かを悟ったのか僅かに微笑んだ。
「極秘事項なら仕方がない………サクラこの任務が終わったら里に一回帰るまた手料理を作ってくれ」
「こいつの仲間はこの先の遺跡に拘束してるわ……サスケくん必ず帰ってきてよね」
幻楼の森から帰ってきてから二日、白蓮草で作られた解毒薬がナルトに投与され解毒に成功。後はナルトの目が覚めるだけとなった。ヒナタは相変わらずつきっきりで看病している。
「ナルト君……」
いまだ目を覚まさない愛しい彼の名前を呼んだ瞬間ナルトの瞼が僅かに動く。それと同時にナルトの体が動き始めそして起き上がった。それを見てヒナタは我慢できずナルトに飛び付く。
「よかった……ナルト君の……目が覚めて……」
自分に抱きつきながら泣き続けるヒナタの頭を撫でると一言ありがとうとナルトは呟いた。
ナルトが退院した次の日二人はデートに来ていた。
「そういえばナルト君あのときのこと覚えてる?」
「あのときのこと?」
「あ、何でもないよ!!」
あのときはヒナタにとっては物凄く恥ずかしいことだ。キスしただけでなく『愛してるよ』とナルトに対して告白したのだから。ヒナタはそれ以上聞かれないためにナルトを急かして一楽に向かった。
(忘れねぇよ……ありがとなヒナタ)
(了)
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