ヒナタ秘伝
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落ちてないんだよ」
少し前の隕石の騒動で多くの里が被害を受けた。だが采配が優秀なのか雲隠れの里だけは隕石の被害を受けていない。
「ああ、お前の言う通り俺は雲の抜け忍、ネムイだそれよりその白蓮草を俺にくれないか?そうしたらお前達は見逃してやる」
「何いってんの!!こっちにはこの薬草が必要なんだから!!」
「ならあの金髪のガキみたいになるか?」
ネムイがあくびをしながら告げた言葉にヒナタは少しばかり引っ掛かりを覚える。金髪のガキ……。
「そういやあのガキ傑作だったな仲間をかばって白蓮草の毒を食らって死ぬなんてな……せっかくだから教えてやるよ白蓮草の毒について」
そう告げるとネムイの回りに三人の忍が現れる。一人はフードを被っていて顔はよく見えない。残りの二人は見たことがある、砂の抜け忍、ジャグと岩の抜け忍、セバンだ。
「この毒は作ったやつとのチャクラの呼応して他人の意識を奪い取れる。それがこいつだ!!」
その言葉と共にフードの忍のフードがとられる。そこにいた忍の顔に見覚えはない。
「眠れ闇の彼方で」
その瞬間その男の顔が変化した。顔だけだなく体とチャクラもだ。黒かった髪は金髪になり顔には三本の特徴的な髭、目は青色。木ノ葉で意識の戻らないヒナタの彼氏、うずまきナルトだ。
「まあ毒っていっても呪印術の方が近いなこの毒を食らったやつの力を別のやつに移しかえる、その上こいつは俺の支配下にある」
「ここは僕がやるよ〜♪口寄せの術!!」
ジャグが巻物を取り出し印を結ぶと大量の傀儡かヒナタの回りに現れる。
「ここは俺がやる……お前達はあのネムイとかいうやつを倒せ!!」
そういうとシカマルは印を結ぶ。
「影真似・人形劇!!」
シカマルの影が伸び回りの傀儡の影と一体化する。それと共に傀儡が同士討ちを始める。かつて月に行ったときトネリの傀儡を操り仲間割れをさせたのと同じだ。
「僕の傀儡で遊ばないで〜♪」
「なら傀儡に名前でもつけてろよ」
シカマルにジャグの相手を任せたヒナタとサクラは他の三人を追っていた。薬草は手に入れたが敵が呪印術を使っているならそれを何とか解除しなければ毒を治療したところでナルトの意識は戻らないかもしれない。三人を追う二人の前に突然壁が現れる。
「しやーんなろー」
その壁にサクラの渾身のパンチを叩き込み砕く。
「私の壁を砕くなんてさすがです」
「ヒナタ先に行って!!」
セバンの相手をサクラに任せたネムイとナルトを追うヒナタ。何度か巻かれそうになるが白眼と自分の勘で追跡を続けている。しばらく進むと入り口近くの大広間に出る。そこにはナルトがいた。
「ナルト君!!」
ヒナタがナルトに呼び掛けるが返事は反ってこない。そのままナルトはヒナタにたいし攻撃を仕掛けた。
「お前コウモリか何か?」
シカマルはジ
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