マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0942話
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も壁役というか、前衛というか、そういうのが必要になってくる。
勿論まともにぶつかれば被害が甚大になるだろうから、実際に壁として戦う事は少ないのだが。
それでもいざという時の為に備えてあるというのは、実際に戦っている者達にしてみれば心強い事この上なく、その安心感がより積極的な攻撃へと繋がる。
バスケットをやっていて、リバウンドを取れるセンターがゴール下にいれば安心してシュートを打てるようなものだろう。……何でバスケットの事を思いだした?
もしかして、そのうちバスケ漫画の世界に行くのを念動力が知らせたとかじゃないだろうな? そもそも俺が知ってるバスケ漫画といったらスラムダンクにあひるの空、ディアボーイズ、ハーレムビートくらいだぞ? いや、そもそも俺がバスケ漫画の世界に転移してどうしろと。空中を跳びながら……否、飛びながらダンクでも叩き込むのか?
『アクセル? ちょっとアクセル!』
そんな風に考えていると、不意にシロガネのマリューから通信が送られてきている事に気が付く。
「ああ、悪い。で、何だ?」
『緊急よ。ハイヴ内で大量のBETAが出現。突入した戦術機部隊がかなりの被害を受けているわ。欧州連合軍と国連軍から、シャドウミラー介入の要請よ』
「……ほう。予想外に早い決断だったな。了解した」
呟き、シャドウミラー用の通信回線へと切り替えて全機へと通信を送る。
「シャドウミラー全機、聞こえているな。欧州連合軍と国連軍からの要請があった。これよりシャドウミラーの介入を開始する。全機、この戦場にいる全ての者に、そしてこの戦争の映像を見ている全ての者に、何よりもマブラヴ世界の全ての者にシャドウミラーの力を改めて見せつけろ。嘲笑する虐殺者、ニーズヘッグの名の下に!」
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