暁 〜小説投稿サイト〜
『ひとつ』
『ミッドナイト』

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馬鹿みたいに騒いで忘れたい

一瞬でも良いから真っ白になりたい

そしたらまたイチから考え直せるでしょ?


頭抱えて悩んでたってラチあかない

誰かがラクになれって叫んでる

でも快楽の後の虚しさは更に濃くなるだけって知ってる

僕には快楽なんて存在しない

すべてが不感症だから


イヤホンをイレた耳の鼓膜が破けるくらいの爆音で誤魔化す

止まらない涙と高鳴る鼓動で我を忘れたフリをする

ほんのひとときの現実逃避、それが現実


あれが在れば
これが在れば
そんな無い物ねだり無意味

現実を蔑む暇なんて無い
現実を塗り替えたい
現実は変わらない
其れが今の現実
逃げれない

逃げれない現実
現実逃避から抜け出せない

いっそ壊してくれたら
なんて思ったり
馬鹿みたいだと笑ったり
そうすべて他人事

イヤホンをイレた耳の鼓膜が破けるくらいの爆音で誤魔化す

止まらない涙と高鳴る鼓動で我を忘れたフリをする

ほんのひとときの現実逃避、それが現実


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