暁 〜小説投稿サイト〜
ワンピースの世界に
4話
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ルフィが海に出る9年間は原作にも無かったから、情報は0か・・・それと、お願いしたゼファーは何処で出会うんだろ・・・考えても仕方ないか、そのための準備はしっかりとしておかないとな)

(シャボンディ諸島に着いたら、レイリーに会いに行こう。確か13番GRだったよな・・・違ったら探すのがめんどくさそうだな・・・着くまではノンビリしてよう)




その後、何事もなく航海は順調に進み数日後・・・

「カイト、着いたぞ」

「ああ、ここがシャボンディか・・・(原作の通り大きいシャボン玉が出てきてるな、ヤルキマン・マングローブか)」

「これを持って行け、選別じゃ」

「珍しいな、じいさんがそんな事言うなんて・・・ありがたく貰っていくよ」

差し出されたものを受け取ると、違和感を感じ紙袋の中の物を出す。

「・・・手配書?」

「そうじゃ、そいつらを捕まえてくれば金が手に入るぞ」

「そんなもん、自分達で捕まえろよ」

「億超のやつは本部に連れてこないと、金は出ないからな」

「聞けよ!!」

「じゃあの」

そう言うとカイトの話も聞かずに、ガープは去っていった。

(ここまで送ってくれただけでも感謝しないとな、手配書は気が向いたらでいいや)

ガープと別れて、レイリーの元に向かう。

(店の名前は確か『シャッキー'S ぼったくりBAR』だったよな)

マングローブにある数字を目印に歩いて行くと、ガラの悪い連中に周りを囲まれた。

「良さそうな刀を持ってるな、ガキィ」

「いいだろ、最上大業物『白連』って言うんだ」

「無事にここを通りたければ、置いていけ」

(何か色々言ってるが、身ぐるみ剥ごうとしてるのはわかった)

は〜と息を吐いて・・・ゴンゴンバキバキグリグリギューギューキンキン・・・

俺を襲おうとしていた奴らを、気が済むまで殴っておいた。

「「「「「すみませんでした」」」」」

「まあ、いいんだけどさあ・・・シャッキー'S ぼったくりBARって知ってる?」

「は、はい・・・知ってます」

「13番GRで間違いない?」

「間違いないです」

「ありがと、じゃあね」

13番GRを目指してその場を離れた。

(まだ周りに狙ってる奴らが大勢いるな、襲ってくる気配はないからほっといてもいいか・・・やっぱり危険な所なんだな)

少し歩くと目的の13番GRに着いた、シャッキー'S ぼったくりBARもすぐに見つけることが出来たので中に入ってみた。

「いらっしゃい・・・あら、この辺じゃあ見ない子ね」

「さっきついたばかりで、人を探してて」

「人を?」

「レイリーって人がこの店にいるって、聞いたんですけど」

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