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心を閉じた少年
心を閉ざす少年
彼方とセシリアの決闘直前の刻     

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決闘の日は明日だった。
{雷神のコンディションも最高、あとは・・・}
「緊急時のIS装甲貫通弾だけですか・・・」
「なんだ?それ?」
そんな事を言っていると、一夏が後にいた。
「ああ、緊急時、敵の乱入があった場合に使用する弾です。」
密かに彼方が開発していたもので、ISの標準防御を貫通できる。
「なんかわかんないけど、名前からして凄そうだな。」
「そういえば、一夏君のISはと届いたんですか?」
{白式って聞きましたけど・・・たしかあれって欠陥品だったのでは?}
そんな事を考えていると、
「一夏!!練習に行くぞ!!」
「ああ、またな、彼方。」
その日は、そのまま何事も無く終わった・・・

〜セシリアと一夏の決闘当日ピットにて〜
「一夏君・・・勝ってくださいよ。これまでの努力は、無駄じゃないはずです。」
「おう。」

〜勝負終了〜
結果は一夏の負けだった。
一夏が悔しがっているのを横目に彼方は・・・
{でも、あれが初めてだとしたら・・・すごいですね・・・}
と、考えていた。たしかに、あれが初起動とは思えない。
その翌日にセシリアと彼方の決闘になった。(セシリアと彼方の疲労度の差を考えてのこと)

〜セシリアと彼方の決闘〜
「あれ?ISを展開しないのか?」
彼方は展開をせずにピットから出ようとしていた。
「ハンデですよ・・・ハンデ。これだけで充分戦えます。」
と、言って彼方は砂鉄で翼を作る。
「おいおい、それじゃ勝負にならないだろうが・・・」
千冬が言う・・・まあ、確かに勝負にならない。
「・・・行ってきます。あ、あっちでちゃんとIS展開するので大丈夫ですよ。」
「おう、勝って来い。」
ニコリと笑うと、走ってアリーナへと飛び込んだ・・・そして、
飛び降りながらIS、雷神が展開される。
「え、あれが柏木君の機体?」
「黒くて、黒騎士って感じでかっこいい!!」
歓声が上がる中・・・
『武器無しなんて、なめられたものですわね。』
彼方は手の平を横に掲げた・・・すると、
『武器はこれです・・・見た目よりも結構強いですからね!!』
砂鉄が彼方の手にあつまり、ライフルの形になった。
『!!』
「なにあれ!?」
「柏木君が作ったんでしょ?凄い!!」
『さあ・・・始めますか・・・』
『負けませんわ!!』
試合開始のブザーが鳴った


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