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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第4章
停止教室のヴァンパイア
第85話 夏です!水着です!ピンチです!
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良い反応しない訳無いじゃないですか!
みんなの水着姿を脳内ホルダーに名前を付けてそれぞれ保存だぜ!
「そう言や、ゼノヴィアは?」
ふと、この場にゼノヴィアがいない事に気付く。
「水着を着るのに手間取っていて、先に行ってくれと…」
「ふ〜ん」
教会の出身だからかな?
「イッセー、貴方にお願いがあるの」
「はい?」


バシャバシャバシャバシャ。
「ぷはー!」
「はい、イチ、ニ、イチ、ニ…」
部長が俺にお願いしたのは小猫ちゃんの泳ぎの練習の相手だった。
意外だったな、小猫ちゃんが泳げないなんて。
「頑張って、小猫ちゃん!」
アーシアの声援を受けながら、小猫ちゃんは俺に手を引かれながら一生懸命にバタバタと足を動かしている。
ちなみにアーシアも泳げないから、小猫ちゃんの後にアーシアの練習にも付き合う事になってる。
「……イッセー先輩…」
「ん、なに?」
「……付き合わせてしまって…ごめんなさい…」
小猫ちゃんが申し訳なさそうな顔をして謝ってきた。
「いやいや、女の子の泳ぎの練習に付き合うのも楽しいよ」
普通に楽しいし、可愛い小猫ちゃんやアーシアの為だったら幾らでも付き合っちゃうぜ!
初めての体験で新鮮だって言うのもあるかもしれない。
千秋達はみんな、普通に泳げてたからな。
……鶇さんの場合、泳ぐと言うよりも浮いてるって言うべきかな。
終いにはそのままお昼寝タイムに突入しちゃうんだよな。
よく沈まないもんだ。
「うわっ!?」
「っ!?」
いつの間にか端に着いてる事に気付かず、急に止まったもんだから、小猫ちゃんは勢いが止まらず、勢い余って、俺にぶつかってしまう!?
しかも、思わず抱き止める体勢になっちまった!
(ヤッベ、殴られる!?)
いつもみたいに「……触れないでください!」って殴られる!って警戒したんだけど、訪れた反応は全く別の物で、顔を赤くして恥ずかしそうにしていた。
「……イッセー先輩は意外に優しいですよね……ドスケベなのに…」
「……誉められてるんだか、貶されてるんだか……まあ、俺だって後輩に何かしてあげたいしさ。小猫ちゃんにはいつも迷惑掛けてるしね」
「あ…」
俺は小猫ちゃんの頭を撫でながら言う。
って、つい、よく千秋達にやる様に頭撫でちゃった!
千秋達はいつも嬉しそうにするんだけど、小猫ちゃんとって嬉しいかどうか分からんのに。
顔を見ると、さらに顔を赤くして恥ずかしそうにしていた。
ザバン!
突然の水音に驚きながら、そっちの方を見ると、競争をしている二大お姉様方がいた!
俺は急いで潜って赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)を出して、両目に力を譲渡する。
『Transfer!!』
力が流れ込んできた瞬間、遠くで泳いでいるお姉様方の姿が鮮明に見えてきた!
お姉様方
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