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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第4章
停止教室のヴァンパイア
第85話 夏です!水着です!ピンチです!
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。君の危機を救わないで、グレモリー眷属の騎士(ナイト)は名乗れないさ!」
……ましてや、こんな場所(更衣室)で…!?
「大丈夫さ!僕の禁手(バランスブレイカー)と君の赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)があればどんな危機でも乗り越えられるさ!ふふ、僕はこんな熱いキャラじゃなかったんだけどね。それに…」
な、なぜ頬を赤くする!?
「なぜか君といると、なんだか胸の辺りが熱くなるんだ。でも、嫌な感じじゃないんだ…」
キ、キモイ!?キモイぞ木場ぁッ!?
「じゃ、じゃあ、先に行ってるからな!!」
「ああ、イ、イッセー君!?」
俺はその場から大急ぎで退散した!
先日のコカビエル襲来事件が解決してから、最近の俺に対する木場の態度がなんかおかしい!
さっきみたい口説く様なセリフを言ってきたり、時折俺を見つめては頬を染めたりと明らかにおかしい!
ただでさえ、一部の女子の間であいつとのBL的な噂が流れてるのに、それに拍車が掛かっちまうじゃねえか!?
ポン。
心の中で嘆いている俺の肩に手が置かれる。
振り返ると、俺の肩に手を置く苦笑いの明日夏とニコニコ顔の冬夜さんがいた。
「……まあ、なんだ。あいつは純粋だから言動も純粋な物になってるんだ。あいつ自身は友愛のつもりなんだ……たぶんな…」
どうやら、さっきの会話を聞いてたみたいだ。
って言うか、もっとはっきり否定してくれよ、明日夏!!
「あはは、モテモテだね、イッセー君?」
勘弁してくださいよ、冬夜さん!?
男にモテたくありません!!
ドクン。
「痛っ…!?」
突然、左手が熱く疼きだした!
「イッセー!?」
「イッセー君!?」
「……この間、朱乃さんに吸いだしてもらったばっかじゃねえか…!」
この疼きはドラゴン化した左手にドラゴンの気が溜まった事によるものだ。
でも、この間、朱乃さんに吸いだしてもらってからそんなに時間がたってないはずなのに…?
『強い力に気を付けろと言ったはずだ』
「なに…?」
『アザゼルみたいな奴に何回も接触すれば、そらそうなるわな』
「力は力を呼ぶって訳か…」
前にドライグが言ってた強い力ってのはあいつの事だったのか…。
「そこにこの間のコカビエルの襲来と白龍皇が介入だからね」
『ほっとけば、あっという間にドラゴンの腕になっちまうぜ』
「……とりあえず、部長に報告するか」


「例の宿題は済ませたのか、アーシア?」
「はい。ゼノヴィアさんは?」
「……日本語で分からない事が多くてな…」
「……私も漢字がまだ苦手で」
「確かに日本の文字は複雑過ぎる。今夜は徹夜で漢字の練習でもするかな」
「頑張ってください!主も見守ってくださるはずです!」
「ああ、そうだな」
『アーメン……ああぁっ!?』
プール掃除の為に体操着に着替えてる
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