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東方喪戦苦
〜三十九幕〜堕ちたアゲハ蝶
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ない!?」

「空を飛べるのはお前だけじゃないことを忘れたか?」
俺は地面を蹴り、アイツの頭上を浮遊していた。

「生物の死角、頭上。お前の能力は確か、視界に入っていなければ消せなかったな?」

骸?「段々と思い出してきたようね」
真上を見上げ、そう言う

『結晶を創り出す』
大きな結晶を両手の上に創り砕いた。その砕けた結晶をあいつに向け高速で飛ばした
アイツはそれを器用に避けて、こちらに近づいて来た。

「これを避けるのか???」

骸?「あなたはまだ思い出しきれていないの??」

「それはどうかな?」
近づいて来るアイツに向けて、手を伸ばす。

「あのときのようには行かないぜ????もうここには祐海は居ねぇ」
アイツは俺に近づく速度を落とした。

『監獄を創りだす』

瞬間、アイツを鉄の檻が隔離する。

骸?「???!?まさか??」

「あの時の事も、お前の名前も????」

檻の扉を開き、アイツに顔を近づける。

「思い出したんだ。お前は????」

骸?「本当に???」

八千代(やちよ)????だ」





To be continud









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