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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
最終決戦
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マントの裾を羽ばたかせる。
高く舞い上がりながら、剣を交差させる。
「ジェネレート・オール・エレメント!」
キリトは全ての素因をそれぞれ数十個同時に生成すると、急降下と共に発射する。
「ディスチャージ!」
全属性が武器と化してガブリエルに飛んでいく。
だが、ガブリエルは回避行動をせず、両手を上げただけだった。
キリトの攻撃を受け、上半身をぐらつかせ、そしてキリトが上昇すると同時、出た闇が身体に戻り、何事もなかったかのように立つ。
(ガブリエルの属性は斬撃、刺突、火炎、凍結、旋風、岩弾、鋼矢、晶刃、光線、闇呪に対する吸収(ドレイン)……か)
次に、俺が突撃する。
「雷神皇・千刃撃覇(せんじんげきは)!!」
雷撃を帯びた四肢で攻撃を放ち、下がると、ダメージが入ってないように立つ。
「三分やろう。私を楽しませてくれ」
すると、戻ってきたキリトが言う。
「……気前が良いことだな」
「ライト、勝算は?」
すると、俺は言う。
「在るよ?」
「「あんの!?」」
「在る。奴には銃撃耐性が無い。俺はロードのを最生成し直したソードブラスターが在るが、流石に隙は与えてくれんだろ」
「……確かに」
「だから、俺が突っ込む!」
ガブリエルが乗っていた有翼生物を刺して翼を出したと同時に地面を蹴って雷撃化して突進する。
「うらぁあああっ!!」
天城流・三ノ型雷閃・閃撃を放ち、ガブリエルを攻撃する。
ーーーーどうだ!?
打撃耐性も無い筈なので、少なくとも、ダメージとしては入っている筈。
だが、ガブリエルは黒い闇を腕に戻し、言う。
「成る程な。しかし残念ながら、そんな大技はショウ・アップされたテレビ向けの代物だ」
「はん!嘗めん……なぁああああっ!!」
すぐに腕を掴むと、背負い投げに移行。ガブリエルは地面に叩き付けられる。
「……成る程な。その手があるか」
そこに、ダークが刀を持って降下してくる。
「甘い!」
俺を吹き飛ばし、闇でダークを受けると、闇を吸収し始めるダーク。
「何……?」
「闇は俺の食事の一つだよ!!」
闇を喰らい終えたダークが、立ち上がったガブリエルを吹き飛ばす。
そこに、キリトが飛び込み、ラッシュを掛ける。
無限にも思えるラッシュが暫く続き、キリトが吹き飛ばされてくる。
「うおっ!」
キリトを慌てて受け止めると、ダークが影のダークで漆黒のラインをかき消して行く。
「忍法・影操り」
「それっぽいけどパナイな……」
キリトを退かせ、回復させると、ガブリエルを睨む。
ガブリエルは更に翼を四枚出すと、計六枚となった巨大な翼を羽ばたかせる。
「……まるで死の天使だなありゃ」
ダークは呆れながら言うと、真の姿ーーーーダークネスウイングになる。だが、それは半分が白で構成されているダークネスウイン
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