世紀末おかん伝説、フリードマジおかん!2
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バラキエルで思い出したけど朱乃さんはバラキエルの娘だったな。イッセーとの関係を見たら卒倒しそう。
「いいのかい?お昼に加えて晩御飯まで作ってもらって」
「気にすんなよ。さっきも言ったけどろくな飯食ってないんだろ?練習になるし作ってやるよ。そうだ、ゼノヴィア、小猫、お前らも来いよ。どうせ晩は一人だろ?」
「久しぶりにフリードの料理が食べれるのか。楽しみだな」
「…行きます」
「よし、決まりだな。じゃあ放課後に木場んちに集合な」
え?イッセーたちはどうしてるかって?部長と朱乃さんとアーシアが喧嘩してるのをなだめてるよ。まだ根に持ってたのな。あれ?誰かひとり忘れてないか?ま、いっか。
で、放課後になった。俺と木場は夕飯の買い物に来ていた。他の連中は一旦家に帰って直接、木場の家に行くらしい。そういや、小猫もゼノヴィアもまだ一人暮らしなんだな。イッセーの家に住んでると思ってたけど。
「木場は何かリクエストとかあるか?何でもいいぞ。作れるし」
「う〜ん。特にこれと言って思いつかないんだけど。しいて、言うなら肉じゃがが食べたいな」
肉じゃがっていいな。久しぶりに肉じゃがにするか。おかずが肉じゃがだけって言うのもあれだし、もう一品は商店街で安いものを使った何かにしようか。
「おっけ〜。じゃあ、商店街に行くぞ」
そんなこんなで俺がよく利用する商店街に着いた。ここで、結構長い間買い物をしてきたからか店員の人には顔を覚えられてておまけしてくれる。
「お、フリードちゃん。今日もかわいいね!今日は彼氏と一緒かい?羨ましいね。うちのアホ亭主とは大違いだよ」
俺と木場が八百屋の前に行くと八百屋のおばちゃんが話しかけてきた。
「か、かれ!?」
木場が真っ赤になって反応している。うぶかよ。お前いっつも女の子に囲まれてんじゃん。耐性ぐらいあるだろ。
「木場、何慌ててんだ?おばちゃん、こいつはただのクラスメイトだよ。今日はこいつんちに晩御飯作りに行くんだよ」
「へ〜、今日は何がいるんだい?」
「肉じゃがするから玉ねぎと人参とジャガイモかな」
「あいよ。いつもありがとね」
スーパーではなかなかこういうおまけはつかないからこういうとこは商店街の方がいいよな。
「おまけありがとな。次は肉屋か」
その後の買物は普通に済んだ。もう一品は、魚屋で小あじが安かったから大量購入して南蛮漬けにしようと思う。小あじの時期になったということはもう夏だな。暑いのは勘弁してほしいな。とはいえ、ブリザドがあるから特に問題ないけどね。本当に便利だなFFの魔法。
「悪いな。荷物持ってもらって」
「これぐらいはさせてよ」
結構のものを木場の家まで運んだわけだが、や
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