世紀末おかん伝説、フリードマジおかん!2
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俺の隣は木場の席だったな。
「それはよかった。何かあったら言ってね」
イケメンスマイルが眩しい。こういうことをさらっというから女の子に人気があるんだろうな。
「あいあい。そういやさ、昼飯食べるときオカ研の部室って使っていいのか?」
転校生が珍しいのか昼休みに他のクラスの生徒が話に来るからゆっくり飯食えないんだよ。特に男が多い。
「別にいいんじゃないかな?開いてると思うし」
「ラッキー、じゃあ今日からオカ研の部室で飯食おっと」
了承も得たし昼休みまで寝て過ごそうかな。授業?聞かなくても分かるよ。2週目だし、勉強できるから授業聞かなくても問題なし。
そして、昼休みになった。1時間目から4時間目までぶっ通しで寝てた。
「よし、飯にしよう」
俺は授業用の鞄とは別に弁当用の鞄から弁当を取り出した。俺の弁当は2段の重箱の弁当だ。これぐらい食べないと足りないんだよな。育ち盛りですから。俺が弁当を取り出したことで教室中がざわつき始めた。
「フリードさん、あれ一人で食べるの?」
「あれだけの食べ物、食べて無駄なお肉が付いていないなんて不公平だわ」
「きっと、あの胸に栄養が蓄えられているんだな」
お〜い、お前らその発言ほとんどセクハラだからな。俺は別に気にしないけど。でも、最後の奴テメェは駄目だ。あとで地獄に送ってやろうか。
「なあ、木場一緒に飯食おうぜ」
一人で食べるのも何なので木場を誘った。
「うん、いいよ。じゃあいこうか」
俺と木場は、弁当を持ち部室に向かった。教室を出た後、教室の声のボリュームが一気に上がったけど何があったんだ?
オカ研の部室にはオカ研のメンバーが集まっていた。
「あら、貴方たちも来たの?」
「部長たちもいたのか。いつもここで昼飯食ってんのか?」
リアスと呼ぶのもなんかあれだったから部長って呼ぶことにした。ただそとでは完全に呼び捨てだけど。
「ええ、ここが落ち着くのよ」
「ふ〜ん、さて食うかな」
「ねえ、フリード。あなたこの重箱の中身一人で食べるの?」
「おう、そうだけど」
「…太らない?」
「全く。俺食っても太らないんだよね」
俺の一言に部室の空気が凍った。
「はうぅ。フリードさんが羨ましいです…」
アーシアがなぜか落ち込み始めた。
「あらあらうふふ」
朱乃さんは言葉は笑っているが目は笑っていない。
「私なんてどれだけ努力してこの体型を保っていると思ってるのよ…」
知りません。小猫ちゃんとゼノヴィアは黙々と飯を食っている。気にならないのな。心臓強すぎだろこの二人。イッセーは3人のフォローに慌てふためいている。なんかごめんイッセーがんばれ!ハー
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