14
[8]前話 [2]次話
肌寒き
部屋に紫煙の
漂いて
想うは君の
事ばかりなり
煙草に火をつけ、煙を吐く。ゆっくりと舞う煙にさえ、彼の記憶が見え隠れする…。
気付けばもう…ずっと彼のことしか考えていない自分がそこにいる…。
笑えずに
見回す此処へ
君は居ず
見上げし空の
月は嘲り
ふと笑みが凍りつく…。彼が居ない現実が胸へと迫り、居た堪れずに外へ出ると…月がまるで私を嘲っているかの様に見え、自分の居場所などないのだと思った…。
愛されないのなら…何処へ逃げよう…?
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ