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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
第八話「三匹が行く」修正
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トが言い返す。
「う、うるせぇ!こっちは逃げ回るのに手一杯なんだよ!?」
「じゃあ、ギリギリだけでも奴に近づけ!」
「だーかーらー!逃げてるって言ってんじゃんか!?」
「つべこべ言わずとっとと近づけつってんだよ!!さもねぇとコックピットをぶっ刺すぞ!?」
モニターから除くユウヤのにらみ顔に押されたパイロットは、止むをえすダメもとでUターンしてチェルミナートルヘ突っ込んできた。
「何の真似だ……?」
気でも狂ったか?今まで逃げ回っていたイーグルが腹をくくってこちらへ突っ込んできた。それならそれだと、チェルミナートルは発砲して迎え撃ってくる。
「俺がいいといったら上昇して奴を飛び越えろ!?」
「わ、わかった……!って、お前はどうすんだよ!?」
「いいから言うとおりにしろ!」
「くぅ!どうなっても知らないからな!?」
イーグルはギリギリまで距離を縮めて突撃し、ユウヤの「今だ!」という合図の叫びにイーグルは一気に上昇してチェルミナートルの頭上を飛び越えた。
「チェーストー!!」
刹那、ユウヤはイーグルから真下のチェルミナートルの頭部へと乗り移った。
「さぁて!ソ連の戦術機はどういう切れ味がすんだ?」
飛び移った途端に残忍な笑みを浮かべるユウヤは、あいさつとしてチェルミナートルの顔面に顔を張り付けた。
「な、何だ……!?」
複座のパイロット二人は突然画面に張り付けて中指を立たせる青年に目を丸くさせた。
途端、モニターは砂嵐となった。ユウヤが剣先で頭部の目を抉り回しているのだ。
「おらぁ!」
そして、チェルミナートルの頭部を切り裂いた!
頭部を失って操縦不能に陥り、墜落するチェルミナートルから飛び降りるユウヤは爽快な気分だった。
「へっ!ざまぁ見やがれ!!」
しかし!
「……て、この後どうすりゃあいいんだぁ!?」
撃墜したはいいが、自分は高度数千メートルの上空をダイブしており、無論パラシュートなど所持していなかった。そのままユウヤは真っ逆さまに落下して行った。
一方、イーグルは燃料切れもあって滑走路へ横たわる形で不時着した。
「しかし、ひでぇやられ様だな?」
コックピット付近へ這い上がるヴィンセントはそのペイントだらけのF15を見つめていた。
ヴィンセントは、ハッチを開けて中から少女のように細いパイロットの手を引っ張り出した。いや、まだ未成年、それも十代後半に見える少女がパイロットのようだ。
「大丈夫か?」
「あ、ああ……って!それよりも、アイツは!?」
ハッチから飛び降りてイーグルの頭部を確認するも、ユウヤの姿はなかった。
「おい!イーグルの頭にしがみついていた変な野郎はどこ行った!?」
「え?別に人っぽい影は見てないけど……あ!そういえばユウヤはどうした!?」
輸送機から出てこず、もしやハッチを
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