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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
第八話「三匹が行く」修正
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えられぬ覚悟で明星作戦発動の前日にハイヴ周辺に巡回していた兵士級を適当にとっ捕まえると、煮て焼いて刻んで食い殺したらしい。すると、BETAの味を占めてしまい、肉付きのよさそうな闘士級や、目玉が美味そうなレーザー級、果てはカニやロブスターみたいな味がするかもしれないと、要撃級をゲッターを使って狩りだした。
しかし、未知なるエイリアンの肉を食ったら、細菌らの関係で最悪の場合死に至るのでは?と、思われた。しかし、彼らは運よく食中毒というレベルで済んだという。

                      *

数日後、アメリカ首都ワシントンにて

「はぁ!?俺が新型戦術機のテストパイロットに!?」
ワシントン支部のゲッター線研究所にてその知らせを受けたユウヤは、目を見開いて研究所の主任、神隼人へ叫んだ。この男は、かつて初代ゲッターチームの一人であり竜馬が行方を絶った後は早乙女博士によってアメリカ支部のゲッター線研究所へ着任命令が与えられた。
「そうだ。そもそも、お前は元アメリカ陸軍に所属する戦術機のパイロットだったな?過去のデータによればエースパイロットのようだが……」
「俺はもう戦術機には乗らないって決めたんだ!あんなモヤシ野郎のどこがいいんだよ!?」
「ユウヤ……すまないが、耐えろ?お前が軍を追い出されて、そこを拾ってやったんだから文句を言わずに従ってくれ」
と、サングラス越しから除く隼人の冷静な目がユウヤを見つめた。
「ッ……!」
しかし、ユウヤはご立腹の様子だ。彼は性格上、自己中な行動をとることで有名なパイロットで、訓練中にもその行為が毎日のように目立った。
そうして更衣室で同僚らに絡まれ、日系アメリカ人と差別を言ってきた黒人のパイロットの顔面を人間ピカソのごとくボコると、後に周囲と大乱闘を繰り広げた。
さらに、訓練中にまたもや命令違反を起こしたことで滑走路で相方のパイロットに殴られてた彼は、頭に血が上ってその殴ってきたパイロットを半殺しにして二度と戦術機に乗れないような体にしてしまった。軍法会議にかけられ独房行きになるところを疾風に拾われたというのだ。
「ネオゲッターはどうすんだよ!?」
「それも並行して行う。つまり、お前さんには二役を演じてもらう……」
「ふざけんなよ!?俺が一番要領が悪すぎんのはアンタだって知ってるだろ!?」
「そういう不器用の悪さは他のパイロット二人もそうだ。お前たちネオゲッタのチームは三人揃ってこそ一人前だからな……」
「だったらどうして俺に二役を……!」
「戦術機に乗るのが特技だろ?それなら大丈夫かと思ってな……」
「アンタって人は……」
「よって明日にはお前をアラスカのユーコン基地へ向かわせる後の二人はその後日に向かわせよう?」
「俺だけえらい急だな?」
「アメリカ本国の防衛
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