暁 〜小説投稿サイト〜
真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
第八話「三匹が行く」修正
[3/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
が上空から地上へ降下し、そして凄まじい地響きと共にその機体は現れた。
「ネオゲッターロボ、ただいま到着!ってな?」
蒼い上半身を太陽に浴びるそのネオゲッターロボは、自らはなった必殺技でハイヴが見事に蒸発しているところを見て満足のように笑い出した。
「プラズマサンダーの威力はいつ見ても感服すっぜ!」
「て、テメェ!あれは俺らの獲物だぞ!?」
しかし、目の前のターゲットをどさくさに紛れてぶんどられたことに鳴海はご立腹のようだった。
「ハッ!ハリウッドじゃ最後はアメリカが決めるってのが、お約束なんだぜ?」
「そもそも、貴様らは何者だ?」
慎二が冷静に問う。
「申し遅れた、俺たちはアメリカのゲッターチーム「ネオゲッターロボ」のパイロットたちだ。そして俺がネオゲッター1のパイロット、ユウヤ・ブリッジスだ」
「ユウヤ……プリッツ?」
首を傾げる鳴海。
「ブリッジスだ!」
と、叫ぶユウヤ。
「ところで、そちらに聞きたいことがある」
慎二はアメリカと名乗るネオゲッターへ尋ねた。
「……?」
「なぜ米軍はG弾の使用を決行した?その決断は俺たちが到達ポイントまでに間に合わなければの話のは話だ」
「俺たちゲッターチームは聞かされていない。軍の連中が勝手にしでかしたことだ。海外でも俺たちスーパーロボット勢を過小評価している連中が少なくはない。ま、一様シナリオに反しているとDrサオトメが俺たちの実戦試験を兼ねて呼び出したらしい」
「あぁ……早乙女の爺さんならやりかねないからな?」
「ってなわけだ。俺たちもこの喧嘩に混ぜてもらうぜ?」
そう言い残すと、ネオゲッター1は残りのBETA勢へ突っ込んでいった。
「あ、おい!これ以上俺達の獲物をつまみ食いすんな〜!」
負けじとスカルも後に続いた。
「あり?もう終わっちまったのかよ!?」
プロトマジンガーの改良機として新たにパワーアップした後継機「真マジンガー」に変形機能を搭載した飛行ユニット、ゴッドスクランダーを装備し飛来したはいいものの、すでに現場は荒廃した荒地、荒野と化していた。
「俺の出番は!?」
その後、ネオゲッター1によるプラズマサンダーの一撃で横浜ハイヴは一撃で落城、BETAの残存勢力もその他のスーパーロボット勢によって五分もたたずに殲滅され、あっという間に平和のひと時が舞い降りるのであった……
しかし、彼以上に出番が与えられなかった紅牙達日本のゲッターチームらは……全員が食中毒にかかって倒れていた。
原因は、BETAの「肉」を食べてしまったことだ。実は、現在早乙女研究所は食糧危機に瀕しており、施設内の少量は全て尽きてしまった。前回の帝都半壊の件で研究所が全責任を負わせる結果となり、政府からの支援は一切入ってこなかったという。
死の淵に立たされたゲッターチームは、背に腹は代
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ