マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0940話
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輸入している各種兵器。
特にガン・ルゥはバッテリー技術の改良によって陽光とシャドウミラーとの話し合いが纏まり、ライセンス契約が結ばれている。
その工場も既に出来上がっており、ガン・ルゥの生産も既に始まっていた。
ある意味、ストライクダガーを解析した日本よりも一気に先をいった感じだよな。
ただ、ガン・ルゥは生産性に特化したKMFだけに、当然ストライクダガーどころか、最初期のMSでもあるジンと比べても圧倒的に性能が低いんだが。
それでも、まだ解析途中で部分的にしかストライクダガーの技術を使えていないよりは、実際に量産が開始されたガン・ルゥの方が役に立つのだろう。
第3に、EUで開発していた第3世代戦術機、EF-2000 タイフーンが完成した事。
開発自体は最終段階に入っていたのだが、シャドウミラーを通して輸入された兵器の技術解析を通して一気に機体が完成したのだ。
EU内で開発していた第3世代戦術機開発計画のECTSF計画から抜けたフランスは涙目だろうな。
今は先行量産型がかなりの数生産されており、ECTSF計画に参加していた各国に続々と配備されている。
まぁ、考えるまでもなくイギリスがガン・ルゥをライセンス生産できるようになったとしても、基本的に平面での移動しか出来ないガン・ルゥはハイヴ内での使用は難しい。つまり、現状ではどうしてもハイヴを攻略するとなれば戦術機が必要になってくる訳だ。
その状態で第3世代機の開発が完了したのは、リヨンハイヴ攻略作戦に関する大きな原動力となったのは間違いない。
ちなみに、このEF-2000に関しては先行量産型を5機、正式な量産型を5機の計10機がシャドウミラーにリヨンハイヴ攻略作戦に協力する報酬として譲渡される事が決定されている。
勿論報酬に関してはそれだけではない。リヨンハイヴ内で見つかったG元素の2割が無条件でシャドウミラーに譲渡予定となっている。少ないとは思うが、今回はあくまでもEUを中心とした戦力でのハイヴ攻略戦であり、俺達シャドウミラーは基本的にはいざという時の援護に回る事になっているのでしょうがない。
ただし、そのいざという時が来て俺達が戦線に出るような事になれば、報酬として得られるG元素の量は5割にまで達する事が国連と結ばれた契約によって決められている。
まぁ、国連……というより今のアメリカは、G元素もそうだがアメリカ大陸に近い位置にあるリヨンハイヴの攻略を何としても成し遂げたいんという思いもあるんだろう。
……EUからのリヨンハイヴ攻略作戦に対して反対とまでは言わないが、賛成していなかったにしては随分と都合のいい話だが。
ともあれ、そんな様々な事情を踏まえて現在俺達シャドウミラーとEUのハイヴ攻略部隊共同で実戦訓練を行っていた。
「どうかな
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