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天上の大空を目指して
4.茅場晶彦
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ところで、いんいんと響く声が言った。
 不思議とそれまでの話は頭の中に残っていた。
『――残念ながら、すでに二百十三名のプレイヤーが、アインクラッド及び現実世界からも永久退場している』
 十分間の外部電源切断、二時間のネットワーク回線切断、ナーヴギア本体のロック解除または分解または破壊の試み―――このいずれかの条件によって脳が破壊される。
 この条件が、すでに外部世界ではマスコミを通して告知されているということも。
 どこからか小さな悲鳴が聞こえた。しかし、どのプレイヤーも信じたくないというように、明確な反応を示すことはなかった。困惑、恐怖、疑心。様々な感情がこの場にあふれている。
 俺の視界の端で、赤髪が崩折れ、黒髪がよろめいた。
 信じたくない思いの中、俺はこれがすべて真実だと――なぜかわかってしまっていた。

 だからこそ、このままではいけないと、頭の奥でチリチリと、危険信号が鳴り響いていることにも気がついていたんだ。
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