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心を閉じた少年
心を閉ざす少年
部屋な刻 
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{あ〜あ・・・あの山田でしたっけ・・・面倒ですね・・・}
彼方は真耶にみっちりしごかれた。もちろん千冬にも。
「まあ、いきなり出したこっちも悪いですけど・・・脅すときは安全装置を付けるのが常識でしょうに・・・それに、何でこんな台詞を・・・」
教室内に入ったら、予想通り静まった。
彼方はそのまま教卓へ向かい・・・
「すみませんでした・・・これから仲良くしてくだひぁい・・・」
{噛んだー・・・!!}
静まっていた教室がいきなり煩くなった。
「キャー!!かわいいー!!!」
「仲良くしようね!!柏木君!!」
噛んだがそのまま一夏の席の前に行き・・・
「すみませんでした・・・あんなになるとは思わなかったので・・・」
「いや、いいよ。仲良くしようぜ!!」
「しかし、初対面に馴れ馴れしすぎるあなたの性格は直した方が・・・」
「ああ、すまなかった」
こんな会話をしているが、彼方はあまり感情をだしていない・・・
「じゃ・・・ ((ちょっとよろしくて?  ?」
「んぁ?」
「まあ、なんですのそのお返事!?」
「いや、君が誰だか知らなくて・・・」
会話をしているので、席に戻ろうとした彼方
「ちょっと、あなたにも用がありますわよ?」
台詞を聞いて振り返った彼方は殺気に溢れていた・・・そう、まるで別人だった・・・
「!!」
「なんですか?」
「う・・・あ」
彼女、セシリア・オルコットは声も出せなかった・・・
そして、一瞬にしてその殺気は無くなり、
「織斑君の事、一夏君って呼んでもいいですか?先生と被るので・・・」
「あ、ああ・・・いいぞ・・・」
「ありがとうございます・・・あ、あと教官なら僕も倒しましたけど?あんなの、一分も要りません」
セシリアはその背中をただ呆然と見つめていた
そう言うと、彼方は席に戻り、プログラムを打ち始めた・・・が、さっきの台詞のせいか、女子がたくさん集まってきた。
{不幸だ・・・}

1026
「ここですね・・・」
銃を整理していると、隣が騒ぎ始めた・・・
{煩いなぁ・・・ちょっと見てみましょう・・・}
ドアを開けると女子の集団がそこにいて中心には一夏がいた。
「あー!!ここって柏木君の部屋なんだ〜!!」
「いい情報ゲット!!」
{地雷を踏んでしまった・・・}
「助けてくれ!!柏木!!」
柏木は溜め息をついて、一夏を引っ張り、助け出し、ドアを閉めた。
「いいな、お前の部屋は・・・同居人が居なくて・・・」
「希望しましたから・・・まあ、騒ぎが収まるまで、此処にいていいですよ?」
「ああ、サンキュ・・・所で柏木?」
「なんですか?一夏君?」
紅茶を淹れながら質問に答えようとする
「なんでそこまで女子を恨んでいるんだ?」
彼方は一瞬黙り、口を開けた
「・・・紅茶
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