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Angel Beats! the after story
キャラぴょんぴょん☆
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復活していた椎名はプライドを捨てウサ耳っ娘をお触りする機会を自分の力で得た。すごい速さで手をわしわししている。

自然と椎名の目の前に座る遊佐衣さん。

「では、参る!!」

ウサ耳をわしわし、頬をわしわし、お腹をわしわし。

「くすぐったいぴょん」

「ブフッ!」

不意打ちのぴょんに鼻血が止まらなくなった椎名。日向とユイが必死にティシュでカバーしている。

「やめてください椎名さん!それじゃあ出血多量で死んじゃいます!!」

かなでの決死の呼び声が部屋に響く。

「断る!」

「日なっち先輩!ティシュが……ティシュが足りません!!」

「クソっ!このままじゃ椎名っちが……!!」

えっ?何この展開、俺が間違ってるの。んなわけないよな、初音はちゃんと……。

「もうやめてあげて遊佐ちゃん!!このままじゃ椎名さんが悶え死しちゃう!!」

「やめないぴょん。椎名さんがやめるまでぴょんぴょんし続けるぴょん。それと遊佐ちゃんじゃありません遊佐衣ちゃんです」

「あさはか……なり……」

ふっ、と椎名の両手が力なく地に落ちる。真っ白に悶え尽きた椎名がそこにいた。

「まずは一人。次は貴様だぴょん!」

人差し指の方向にいるのは……俺?

「マジで?」

「本気と書いてマジと読むぴょん!!さぁ触るぴょん!」

「じゃあお言葉に甘えて」

肩に手を置き、力を加える。

「んっ!、あっ!ちょ、待つんんっ!!そこはダメっ!」

一応は医者志望だから血行をよくする技術ぐらいあるよ。肩揉みだけは誰にも負けない自信があるからな。

「音無さん、不潔です!!」

「がはっ!」

参考書の面ではなく角で殴られ、悶える。
痛い!何故に角!?

「ハァハァ、どうですか?私の悶えの威力。苦しいでしょう」

「お前によってじゃないだろ!しかも、精神的悶えではなく物理的な悶えだからな!!」


もう……いやだ。疲れたよパトラッシュ。





「今日は楽しかったよぉ。さよならだぴょん」

いまだにキャラが分からないまま、お別れの時間となってしまった。

「この恨み忘れねぇぞ!ごラァ!」

「一昨日きやがれです☆ユイにゃん(笑)さん」

覚えてろぉ〜と負け猫の遠吠えが聞こえた。日向も軽く遊佐衣さんに別れの挨拶をした後ユイの方へ行った。

かなでもTK、椎名も挨拶をしたいんだろうが生憎、二人は椎名の介護をしている。

「バイバイ遊佐ちゃん。ということでお兄ちゃん、遊佐ちゃんを家まで送って行って」

「大して距離もないからOK牧場。初音ちゃんのお兄さんに迷惑はかけられないぴょん」

「そんなことないよねっ!お兄ちゃん」

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