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ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
アシムレイトロイド編 愛、覚えていますか 番外
手痛い一撃
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サラ達を見た。
サラは皮膚に痛みを感じた。圧倒的すぎる差の証拠。絶対なるプレッシャー。
神を超え、負の器になった哀しみ。
サラは全力でモーニングスターを振るった。正真正銘、絶対なる本気から繰り出される破壊に特化した一撃。
だが、それを。哀しみは
「甘いね。そんな二人で来たところで俺には勝てねぇよ」
己の拳でモーニングスターを破壊し、ただのAIへと戻した。
哀しみの拳は見事にライクの腹部にめり込み、顔面を引っ掴むと一瞬、それすらも超えた動きでサラの後ろへ回って蹴り上げ、ライクを投げつける。
一気に吹き飛ばされた二人に向けて、哀しみは狂刃を向けた。
「さて、お試しだ」
「
絶対勝利の剣
(
エクスカリバー
)
」
歪んだ聖剣が出現し、その刀身を黄金に輝かせた。
「さて、ここに呼ばれてもいない他世界の『演者』は必要ないよ。突き返させてもらおう」
「それはさせませんよぉ、0」
空中へ放たれた黄金の光を消し飛ばした一つの影。
「む、『作者』からの刺客、分身か……?」
「ご名答、愛する博士が言うにはそのようですねぇ」
空中で二人を掴んで引き寄せて着地したhackは、その鞘から刀――――――骨喰を抜き放った。
「大丈夫ですかぁ、お二方?」
「あな、たは……」
「いやん、あなたドSですね?これは張り切ってやらせてもらいますねぇ。あ、助けるんで後でご褒美下さい、今日の気分は縄で亀甲縛りして鞭打ちです。いいですかぁ?まぁ、」
シャリンとその刀から音が響く。
「答えは聞いてないんですけど!!」
「ちっ、少し分が悪いな。だが」
「こっちも刀は使えるんだよ」
哀しみが呼び出した刀は《緋桜》。
それを鞘から抜くと、シャリィンという澄んだ音が響いた。
刀と刀が拮抗したようにサラとライクには見えた。が、しかし
「アウトですよぉ、0」
「な、にぃ!?」
緋桜は砕け、骨喰が哀しみの身を切り裂いたが、哀しみは骨喰の刀身を掴み、へし折った。
「一つ聞こう。どうやって緋桜を砕いた?あれは悪を浄化するんだぞ?」
「あんた、見た目と違って馬鹿ですねぇ。悪なんて所詮は人の定義。ていうか人それぞれでしょう?思い込めば、どうにでもなる。そんなものに縛られてる神を吸収して、何になるんです?哀しみ?」
「俺はただ取り戻すだけさ。それよりいい加減に親離れしたどうだ、浸食」
「嫌ですねぇ、哀しみ。私は博士を愛しているだけで「嘘だよ、それは」」
「所詮お前はあの開発者にとってただの玩具でしかない。色んな意味での処理道具だ。とんだお笑い草さ」
「うるさいぞ、哀しみ」
「ちんたら昔の女のことばっか引きずってんじゃねぇよ」
「態度が変わったな。つ
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