3話
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
俺がフーシャ村に来てから1年が経過した。
この間にガープを始めダダン、エース、サボに出会い共に過ごした。
ガープは原作の通りの人だった、俺を始めルフィ、エース、サボの4人は数え切れないくらいボコボコにされた。
特に俺は3人を鍛えて海賊にする元凶だとして、顔を合わせる度に追い掛け回された。
本気でやれば勝てると思うが、今後のことを考えてド突き回される事にした。
4人で義兄弟の盃を交わし『たとえ違う船に乗ることになってもこの絆は永遠だ』と誓いもした。
ただ阻止しようとした天竜人のサボ砲撃も何故か起こらないまま今に至った、天竜人が来る情報すら入ってこない。
ああそれと、ルフィ達と一緒に居る間に俺の年齢と誕生日が決まったことも嬉しかったな。
転生者とは言えないから、小さい時に元海軍のおっさんに拾われて育ててもらったと話し。その人が病気で死んだ為に一人で旅をしてフーシャ村に来たと3人に説明した。
拾われる以前の記憶がないから、年齢も誕生日もわからないと答えたら、3人が相談して決めてくれて『年齢は13・誕生日は6月5日』と決まった。
そんな時、ニュース・クーが運んできた新聞の記事に『海峡のジンベエ・王下七武海入り』の文字が入っていた。
アーロンの事が近いと判断して、ここから出ることを決めルフィ達に説明した。
案の定3人には反対されたが、なんとか説得して納得してもらう事ができ、ルフィが海に出る9年後に必ず戻ってくることを約束してフーシャ村を後にした。
数日後・・・ココヤシ村付近にて
(近くまで来たのはいいが・・・停泊してるのはアーロンの船か・・・原作より早い気がするんだけど、俺が転生した影響なのかな?・・・クソッもしかして間に合わなかったのか?・・・いや、争う声が聞こえる・・・急がないと)
その場を離れ、見聞色の覇気で見た一番強い奴がいるところを目指す。
林を抜け、家が見えてくるとそこには何人もの魚人達とアーロンだと思う人物がいて女性に向けて銃を構えていた。その近くに血塗れの村人と子供が二人泣いていた。
「お前が最初の見せしめだ・・・くだらねぇ愛に死ね」
「ノジコ、ナミ大好き」
「「ベルメールさん!!」」
そう言ってアーロンが引き金を引いた。
ドオンッ!!
銃声が鳴り響き、誰もがベルメールという女性が死んだと思った。しかし目を開けるとアーロンの持っていた銃は、突如現れた少年によって弾かれ、弾丸は上空に放たれていた。
「間に合って良かった、ギリギリだったけど」
ベルメールをはじめノジコとナミ、血塗れで倒れている人達は呆然とした表情をしており、アーロン達魚人は突然現れたカイトを睨んでいた。
「・・・誰だ?
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ