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蟹の友情
2部分:第二章
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だから」
 まさにだ。それ故にだというのだ。
「そうするよ」
「じゃあお互いにね」
「何かあったその時は」
「助け合おう」
「そうしよう」
 ヒュドラーは暖かい声でカルキノスに応えカルキノスもそのヒュドラーに頷く。暗く冷たい沼の中だがそれでもだ。彼等は今は温もりと明るさを感じていた。

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