機動戦士ガンダムSEED編
第6話
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ゃあ!!! 一時はどうなることかと思ったが、これで原作介入への道が見えたぞ! ってまずはアークエンジェルに案内してもらわないと。見たところ全く動いてないしまだヘリオポリス崩壊の衝撃から目が覚めてないのか………オッ、丁度起きたか。
ストライクはその巨体を動かし、辺りを確認し始めた。
さて、もうそろそろ話しかけようか、艦まで案内してもらわないといけないしとオレは思っていた。
しかし、ストライクは急にこちらの方を向き、握っていた対艦刀を両手で握り直し、こちらに突っ込んできた。
「なっ!」
ストライクはこちらに向けて対艦刀を振りかぶるが、オレは咄嗟にそれを回避、デブリの陰に隠れながらオレはストライクから距離をとった。
まさかいきなり攻撃してくるとはな…。アレか?オレの乗ってる機体がジンだからザフトと思って襲ってきたのか? ………って、それしかないな、うん。というかさっさと誤解を解かないとっ…!
ストライクは隠れていたオレを倒そうと、デブリごとオレに対艦刀で切りかかってくる。すかさず横に避け、右足でストライクの両手から対艦刀を蹴り飛ばす。そしてそのままストライクに突進。スラスターを全開にし前にあったデブリにストライクごと激突し、動けないように抑えつける。
また攻撃される前にオレは接触回線を開き、ストライクのパイロットと通信を行う。
「オイ、いきなり攻撃してきて何なんだお前!」
「えっ?」
この声、やっぱり原作通りキラ・ヤマトだったか。さて、まずはコイツの戦意を削がないとな。
「お前何で攻撃してきた。こっちは敵対行動なんて一切してないんだが?」
「…あなたは、ザフトじゃないんですか?」
「ザフトォ? 違ぇよ、オレは傭兵だ。」
「傭兵? でも、何でそんな人がこんな所に…」
「輸送船でたまたまこの宙域にやってきたんだが、このコロニーの崩壊に巻き込まれてな。デブリにぶつかって輸送船が使い物にならなくなったからどうしようかと思ってたら、白い戦艦を見つけてな。そこで保護してもらえないかなと思ってな。」
普通に嘘です。ここに来る前に考えておいたものだよ。アークエンジェルの艦長のマリュー・ラミアスってお人好しだからな。多分これでごまかせるんじゃないかなぁって。
「…その白い戦艦って多分僕の知ってる艦です。でも、だったら何で武装してるんです? そういう理由なら武器を装備する必要はないんじゃないですか?」
ああ、そこをツッコまれたか…。でも、これに関しての言い訳もちゃんと考えてきてるよ。
「理由ね…、まあ護身の為だよ。さっき言った白い艦がこちらに友好的とは限らない。こちらからの通信を待たずにいきなり攻撃してくる可能性もあるからな。念のためだ。」
『…本当なんですか?』
「本当だよ。
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