暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
英雄凱旋
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た。
「ライトくぅうううううん!!」
クラインが立ったと同時、ミザールがライトに突撃した……が、ライトはそれを避ける。
「ライト……君?」
泣きそうになるミザールを見て、ライトが言う。
「……お前な。言ったと思うが、雷纏い中は触れると痛いぞって注意したぞ?」
「うう……」
余程抱き締めたかったのか、ミザールは唸ると、ライトは右手だけを解除して、頭を撫でる。
「指輪、サンキューな」
ミザールはそれを聞くと、頷く。
「キリト、状況が切羽詰まってる!!」
ダークが漸く復活すると、キリトが言う。
「ああ。状況は、おぼろげにだけど記憶している」
キリトは頷き、言う。
「助けに行こう。手伝ってくれ、アスナ、ライト、ダーク」
「………ッ……」
「当然。子供の借りは返さんと」
「……分かった」
そして、キリトが南の空を見ると、
「………見付けた」
そう言った。
「……プログラム改造する必要性が在りそうだな、帰ったら」
「………」
ライトとダークはキリトのチート振りを見て、呟くと、キリトが言う。
「ライト、ダーク、アスナ、行くぞ」
言うと、クライン達の方を向く。
「それじゃあ、行ってくる」
そして、キリトは光素を身体と装備の全てを組成転換して空を飛び、
「行くぜ……ハァッ!!」
身体と装備を粒子にして、ライトが続き、
「全く……すぐに返してくるとは。うちの主神様はトコトン働かせるつもりらしい」
ダークネスウイングとなり、黒い翼を生やしたダークがそれに続く。
目標、アリスの奪還。彼らの中には、それしか無かった。
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