悪夢襲来
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でやってのける。
そして、その集団を跳ね退けると、
アスナに向かうPoHに狙いを定める。
「いっけぇえええええっ!!」
心意・真紅撃。真紅の焔は竜と化し、アスナとPoHの間に焔を巻き起こした。
「ヒュウ〜……。まさか滅殺者直々のおでましとはなぁ?」
「ふざけるのは止して貰おう」
黒いコートをなびかせ、ダークは言う。
すると、PoHは言う。
「コイツらにも言ったが、武器を捨て、抵抗を止めろ。そうすれば、お前らも、後ろの捕虜も殺しはしない。閃光も言うことは聞いてくれるってよ?」
ダークはアスナを見ると、涙を流している。ダークはそれを見ると、足を一歩出し、そしてーーーーー
「天城流体術『終ノ型 無音』」
PoHを吹き飛ばした。
「ダーク君!止めて!!」
「諦めるなんてらしくねぇぞ、馬鹿」
アスナを見ないでダークは言うと、捕虜を見て、言う。
「要するに、捕虜取られたから諦めてるだけだろ」
ダークは言うと、神速を発動して、辺りを蹴散らし、解放する。
「俺のステータスは、“不可能”を“完全可能”にする!!」
そう言うと、椅子に座るキリトに言う。
「いい加減に起きろよ、キリト。嫁さん待ってんだぞ?」
「なっ……!?」
アスナが顔を赤くすると、ダークは苦笑する。
「おっと。結婚はまだ先だったな?」
「……かえったらおぼえておきなさい」
アスナは言うと、PoHが起きてくる。
「滅殺者ァアアアアアアアアッ!!」
「悪いが俺は、もう滅殺者じゃ無い!!」
吼え返し、ダークは叫ぶ。
「俺は……銀影の侍ダーク!闇と光を背負う者だ!!」
シャドウ・バーサークとリスタート・ライティングが光輝き、一つとなる。
銘は『シャドウ・リスタート』。意味は『影の再出発』。
まるで、今のダークを指している刀だった。
「殺れ、てめぇらァアアアアアアアア!!」
オオオオオオッ!!
と、プレイヤー達が叫び、一斉に襲い掛かる。
「おせぇ!!」
が、神速でそれらを回避し、PoHに接近する。
PoHはそれを見ると、中華包丁みたいなダガーを取り出す。
PoHの得物『友切包丁』だった。
「今更しゃしゃり出てきてッ!!」
「PoH、今までの言葉使いはどうしたぁっ!!」
シャドウ・リスタートを振るい、友切包丁と相対する。
白い刃と、禍々しい赤い刃がぶつかり、火花を散らす。
「あの時、テメェを殺しとけば良かったな、ダーク!!」
「テメェじゃ殺せねぇよ!!」
刃を弾き、ダークはキリトの所まで、PoHは指揮していた所まで、下がる。
「ユージオ!!」
ユージオに叫ぶと、青薔薇の剣を投げ付けられる。
それを受け取り、構えようとすると、プレイヤーが大量に押し寄せてくる。
「しゃらくせぇえええええっ!!」
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