1部分:第一章
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、一緒に遊ぼうね」
「二人でね」
ニンフと恋の約束をして祝いの笛を吹いてだ。パンは上機嫌だった。しかしだ。
宴の場が急に騒がしくなった。それを受けてだ。
ヘラの監視を受けて今は一人憮然として酒を飲んでいたゼウスがだ。ヘルメスに問うた。
「何の騒ぎだ?」
「いえ、私も今気付いたのですが」
「誰か喧嘩でも引き起こしたのか?」
ゼウスは最初はこう考えたのだった。
「アーレスか。だとすれば困った奴だ」
「アーレスは戦うことが仕事ですから」
ヘルメスは陽気な笑顔でゼウスに述べた。
「ですから特にです」
「怒ることもないか」
「はい。彼が喧嘩をするのは仕事をしているだけです」
「酔って誰かと殴り合いをしてもだな」
「気にすることはありません。しかしです」
ゼウスの気持ちをほぐさせてからだ。そのうえでだ。
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